初めまして、kirikoです。
OW2が好きなので、そこに登場するキャラクター名を使っています。一緒に遊んでくれる方を募集しています✨
さて、タイトルについてですが、私は24歳の時に転職に成功して、今ではその仕事を始めて約半年が経ちました。都内で企業様のデータを分析したり、AIの作成や改修などを行っています。
データサイエンティストと聞くと、「興味がある」「面白そう」「なんだか今っぽい」というような声が聞こえてくる一方で、「難しそう」「たくさん勉強が必要なんでしょ?」といったマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれません。
そこで、このブログでは、私がデータサイエンティストとしてどのような仕事をしているのか、SES(システムエンジニアリングサービス)からどうやってこの職業に転職したのかなどをゆるっと書いていこうと思います。
警告
私の作業や見てきたことを記載するので、これが全てではないです
データサイエンティストとは
ChatGPTの回答
データサイエンティストとは、データの収集・分析・可視化を通じて有用な知見を引き出し、ビジネスや社会の課題解決に貢献する専門家です。統計学、プログラミング、機械学習の知識を活用し、大量のデータから価値を創出します。また、意思決定の支援や戦略立案にも関わることが多く、技術力とコミュニケーション力を兼ね備えた職種とされています。
確かにこんな感じです。
私の作業としては、まだ年齢的にも経験的にも若いため「運用」と「分析」、その他の細かい改修を中心に行っています。
運用
運用では、お客様に弊社で作成したモデルの予測結果を納品しています。このモデルは毎日稼働しているのですが、時々処理が失敗することがあります。そういった場合にはエラーの対処を行います。また、出力するデータのカラムを増やしたり、欠損値や異常値を別の値で置き換える作業も運用の一部に含まれます。
分析
分析では、納品している予測値と本来の実績値がどのくらい乖離しているか、またどれくらい正確なのかを評価指標を用いて分析しています。この作業を通じて、お客様に価値のあるデータを提供することを目指しています。
その他には、企業様のデータを活用してプロモーション対象となるユーザーを発見したり、店舗間の特徴を分析することで、どのような商品を展開すれば購買履歴が向上するかといった結果を提供することも行っています。
その他
その他の業務としては、新しい特徴量を追加してモデルの精度向上を図ったり、出力データにおける異常値フラグの条件を改修したりしています。
すべての業務においてお客様とのコミュニケーションが非常に重要です。ただ黙々と作業するのではなく、出力結果に対してお客様と議論を重ね、より良い成果物を提供することを目標としています。
SESからデータサイエンティストになるまでの経緯
新卒入社
正直に言うと、私はプログラミングの「プ」の字も知らない状態からスタートしました。それでも、「タイピングだけは異常に速いし、エンジニアに向いているかも?」なんていう軽い気持ちでエンジニア職を探し始めたのです。結果はご想像の通り、"Hello World"すら出力できない自分を雇ってくれる企業は見つかりませんでした。
そんな中で唯一私を受け入れてくれたのがSES会社。実はその会社ではインターンシップ制度があり、入社半年前から毎日プログラミングを学ぶことができました。そこで必死に勉強した結果、4月の入社時点ではJavaやSQLをある程度書けるようになっていました。この努力が、私のエンジニア人生のスタート地点となりました。
転機
プログラミングが少しずつ身についてきた頃、運命的な出会いがありました。それが「競馬AI」です!昔から競馬が大好きで、いつも予想しては外れる日々。でも、AIなら過去のデータを元に未来を予測できると知ったとき、心の中で火がついたのを感じました。
空いた時間はほぼすべてYouTubeで見つけた参考チャンネルの模写に捧げ、競馬AIの仕組みを学びました。「どうしてもっと早くこれに出会わなかったんだろう?」と思うくらい、夢中になったのを覚えています。
そんな頃、会社で「AI部を副業として立ち上げる」というプロジェクトが始まりました。競馬AIで得た知識が評価され、なんとそのメンバーに抜擢されたのです!普段はJavaの案件で忙しい日々を送りながらも、帰宅後や休日はAIの開発に没頭。まさに“好き”が力になった瞬間でした。
挑戦
こうした日々の中で、AIやデータ分析に関するスキルがどんどん磨かれ、SES2年目にはデータ分析の案件に参画するチャンスを得ました。車のデータ分析やデータ抽出、加工といった業務に携わり、貴重な経験を積むことができました。
その後、この経験とスキルを武器に新しい会社への転職を果たし、今ではデータサイエンティストとして働いています。自分が大好きな分野でキャリアを築けることに感謝しながら、日々成長を続けています。
まとめ
転職の際、いくつかのAI企業を受けた結果、ありがたいことに4つの内定をいただきました。その中から、自分の力を一番発揮できそうな会社を選びました。条件だけを見れば、年収570万円を提示してくれる会社もありましたが、まだAI部署の体制が整っておらず、学びたいと思える先輩や仲間がいなさそうだったため辞退しました。
現在もまだまだ学ぶことは山積みですが、これからも成長を続けていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!