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Zabbix アクティブチェックについて

Posted at 2014-07-22

ログの監視を行う要件があり、Zabbixのアクティブチェック機能を使う必要がでてきました。
自動登録の設定をしているものでチェックが出来ないパターンがあり、検証しました。

#Zabbix-Agentの登録の定義
①手動
・登録方法
　Zabbix-Serverの管理コンソールにホストを追加する。

・Zabbix-Agentの設定

hostname = エージェントをインストールしたホストのホスト名
ServerActive = Zabbixサーバ or ZabbixProxy のIPアドレス

②自動登録（hostname）
・登録方法
　自動登録

・Zabbix-Agentの設定

hostname = 任意の名称
ServerActive = Zabbixサーバ or ZabbixProxy のIPアドレス
HostMetadata=自動登録の判定として定義している名称

Zabbixサーバの管理コンソールには「hostnameに記述した名称」が表示される
⇒固定サーバの登録に使う想定。Zabbixサーバの管理コンソールでは重複定義が許されないので、初めから名前わかっているならこっちが良いかと思われます。

③自動登録（HostnameItem）
・登録方法
　自動登録

・Zabbix-Agentの設定

HostnameItem=system.hostname
ServerActive = Zabbixサーバ or ZabbixProxy のIPアドレス
HostMetadata=自動登録の判定として定義している名称

Zabbixサーバの管理コンソールには「ホスト名」が表示される
⇒自動的にホストが増える場合（AutoScale）に使う想定

#可能な監視
実験してみたところ下記の通りでした。
Zabbix-Proxy経由でも同様の結果となります。

色々なサイトでHostnameItemを使った自動登録を紹介していますが、アクティブチェックが出来ないので要注意です。

AutoScale環境のログ監視ってやってる人居ないんですかね・・・？
生成時や起動時にzabbix_agentd.confの書き換えしないと駄目っぽいです。

監視方法	手動登録	自動登録(Hostname)	自動登録(HostnameItem)
シンプルチェック	○	○	○
zabbixエージェント監視	○	○	○
zabbixエージェント（アクティブ）監視	○	○	×

※上記表の他の項目は実験していません