はじめに
Ubuntu 18.04 lts がEOLしちゃったので対応をしています。
AWSでltsからproにライセンスUpgradeができるというのでコツコツ実施しています。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/04/aws-license-manager-ec2-instances-ubuntu-pro-operating-system/
Ubuntu 18.04 proだと2028/5/31までEOLが伸びます。
https://www.omgubuntu.co.uk/2023/05/ubuntu-18-04-end-of-support
※費用は若干お高くなります。
ubuntu 16.04 lts以降であればproにUpgradeできるらしいですが、今のところ16.04で成功したことはないです。
考察
インスタンスについてるライセンスがすげ変わるみたいです。
でもって ubuntu pro client tools ってパッケージが良しなにしてくれるようです。
なのでOS的にはあまり変更ないです。
上記ツール入れるときに依存パッケージ入るケースがあるので、そこだけお気をつけください。
いまのところ下記が入ってるインスタンス問題なくできました。
・Wordpress
・Redash
手順
Ubuntu公式手順に+αしています。
https://ubuntu.com/tutorials/how-to-upgrade-ubuntu-lts-to-ubuntu-pro-on-aws-using-aws-license-manager#1-overview
1.該当インスタンスにSSMの設定を実施する
これは別途記事書こうかなと思います。
インスタンスプロファイルとして AmazonSSMManagedInstanceCore の権限が付与されていればOKです。
2.OSバージョンを一応確認する
$ sudo cat /etc/os-release
3.ubuntu pro client toolsをインストールする
$ sudo apt install ubuntu-advantage-tools
4.pro statusコマンドで状態を確認する。まだproじゃないよって出ます。
This machine is not attached to an Ubuntu Pro subscription.
$ pro status
SERVICE AVAILABLE DESCRIPTION
cc-eal yes Common Criteria EAL2 Provisioning Packages
cis yes Security compliance and audit tools
esm-apps yes Expanded Security Maintenance for Applications
esm-infra yes Expanded Security Maintenance for Infrastructure
fips yes NIST-certified core packages
fips-updates yes NIST-certified core packages with priority security updates
livepatch yes Canonical Livepatch service
ros yes Security Updates for the Robot Operating System
ros-updates yes All Updates for the Robot Operating System
This machine is not attached to an Ubuntu Pro subscription.
See https://ubuntu.com/pro
5.インスタンスをシャットダウンします。
6.管理コンソールでAWS License Manager を開く
7.初回のみの手順
・「AWS License Managerの使用を開始する」をクリックします。
・「AWS License Manager に必要なアクセス許可を付与します」にチェックを入れます。
・「アクセス許可の付与」をクリックします。
8.ライセンスタイプの変換
・「ライセンス タイプの変換」をクリックします。
・「ライセンスタイプ変換の作成」をクリックします。
・Source operating systemに「Ubuntu LTS」を選択します。
・対象マシンを選択して「次へ」をクリックします。
・「Ubuntu Pro」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
・レビュー画面で対象とライセンスタイプに間違いがないことを確認し、「Convert」をクリックします。
・変換が成功するまで5分程度待ちます。
9.インスタンスを選択し、「プラットフォームの詳細」に「Ubuntu Pro Linux」と表示されることを確認します。
10.インスタンスを起動します。
11.インスタンスにログインします。
12.OSバージョン確認
※手順2から変わらないです。
$ sudo cat /etc/os-release
13.pro statusコマンドで状態を確認します。
Enable services with: pro enable <service>
がproの証と思われます。
valid untilの年が9999なのですが、気にしなくて良さそううです。
SERVICE ENTITLED STATUS DESCRIPTION
cc-eal yes disabled Common Criteria EAL2 Provisioning Packages
cis yes disabled Security compliance and audit tools
esm-apps yes enabled Expanded Security Maintenance for Applications
esm-infra yes enabled Expanded Security Maintenance for Infrastructure
fips yes disabled NIST-certified core packages
fips-updates yes disabled NIST-certified core packages with priority security updates
livepatch yes enabled Canonical Livepatch service
Enable services with: pro enable <service>
Account: アカウントID
Subscription: アカウントID
Valid until: 日付 09:00:00 9999 JST
Technical support level: essential
14.syslogなどエラー無いか確認します。
15.当該インスタンスで実現している機能を確認します。