[OpenZeppelin/zeppelin-solidity]のv1.3.0でのチェンジログ
CrowdsaleのstartBlockがtimestampになったりと互換のない変更もあります。
クラウドセール・スマートコントラクトの性質上、一つの変更でも見逃したら大事故になりかねないので整理しました。
zeppelin-solidityの変更一覧(v1.2.0からv1.3.0)
- MultisigWalletを削除。gnosis/MultiSigWalletの使用を奨励
- examplesディレクトリを追加
- Crowdsaleのでブロックナンバーの代わりにタイムスタンプを使う(引数のstartBlock, endBlockをstartTime, endTimeに変更)
- FinalizableCrowdsaleからfinishMintingを削除。(クラウドセール終了時にトークンの発行を停止しない)
- Made approve pausable in PausableToken. (#448) どういうことでしょうか
- OwnershipTransferredイベントを追加。(所有権の移動をログする機能)
- BurnableTokenを追加。(トークンの一部を執行できるコントラクト)
- Added the CanReclaimToken contract. (#348 どういうことでしょうか
- 対話的に送金等出来るSafeERC20を追加。
- Added the MerkleProof library for merkle proof verification. (#26 どういうことでしょうか
- ERC20に関するいくつかのバグを解消
- transferFromに関するバグを解消
- transferOwnershipに失敗した時にrevertするようにする
- TokenTimelockに関するバグを解消
- テストとドキュメントの更新
- カバレッジとテストを並列化
- プロダクションだけの依存関係を削除
参考: https://github.com/OpenZeppelin/zeppelin-solidity/releases