#環境
- ボード
- Arty Z7(zynq評価ボード)
- ツール
- Vivado2018.3(Windows10)
- petalinux2018.3(Ubuntu 16.04)
#困りごと
なぜかVivadoでLinuxプロジェクトを作成すると、インクルードパスが通っていないのか不明なヘッダファイルと警告されます。
いろいろインストールされるので、どこにパスを通していいのかよくわかりません。
#ビルド情報を眺める
ビルドでエラーになっていないようなので、ビルド情報を眺めてヒントを得ます。デフォルトの設定だと詳細が出ないので下記のようにして詳細なビルド情報を表示します。
Vivado SDK プロジェクト Properties - C/C++ Build Settings - ARM v7 Linux gcc compiler - Miscellaneous にある「Verbose」にチェックを入れてビルドします。
そうすると、モリモリっとビルド情報を吐き出すので、LIBRARY_PATHやCOMPILER_PATHの情報を頼りに使われているヘッダの格納先を探します。
私の場合、
「C:\Xilinx\SDK\2018.3\gnu\aarch32\nt\gcc-arm-linux-gnueabi\arm-linux-gnueabihf\libc\usr\include」
にパスを通せばOKでした。
#パスの設定
Vivado SDK プロジェクト Properties - C/C++ Build Settings - ARM v7 Linux gcc compiler - Directoriesに先ほどのパスを登録します。