自己紹介
初めまして。dip株式会社、21新卒の城戸健汰です。
現在dip株式会社でスマートフォンアプリ開発チームのiOSの担当をしています。
今回は、僕が2021年の4月に入社して行った開発研修についてお話をしていきます。
今まで19新卒の先輩方の開発研修の記事・20新卒の先輩方の開発研修の記事はあったのですが、今年の21新卒の開発研修に関しての記事がまだなかったので、僕が僕の視点から記事を書かせていただきます。
この記事では特に「新人が開発研修を通して、どのような部分で大きく成長したのか」を詳しくお話ししていきます。
どんな研修だったのか
まず簡単に研修の概要を簡単に説明していきます。
期間:2ヶ月
作ったもの:辞書のようなslackアプリ
開発人数:5人(新卒入社した5人)
フェーズ:要件定義~実装~ローンチ
結果としては2ヶ月間でプロダクトはローンチすることはできませんでした。
もの自体は殆どできていたのですが、デプロイ周りで苦戦し、時間制限が来てしまいした。
自分的に最も成長した点
社内での報告会で「開発研修で成長したこと」を挙げた際には
- コミュニケーション能力
- 技術力
- 責任感を持つこと
- 市場/顧客の理解
が成長した。と報告をしました。
ですが僕が本記事で一番伝えたいことは
想像力が大きく身についた
ということです。
ここでいう「想像力」を少しカテゴリ分けし、細分化します。
- 対人関係における想像力
- プロジェクト・時間に対しての想像力
大きく分けてこの2つが成長したと考えています。
対人関係における想像力
対人関係における想像力とは、「コミュニケーション能力」とほとんど同意義かなと思います。
対人関係における想像力とは具体的に、相手の立場や人柄やタイミングやお気持ちなどを「想像」する力だと考えます。
先輩方一人一人がどのような立場で動いているのか
その人にその質問をするのが正しいのか
その立場の方に何かを伝えたいときはどのような情報が必要そうなのか
その人柄の人にはどんな話し方で話せばいいのか
これをしたら誰が困るのか、誰が喜ぶのか
今の自分の理解度で質問をしても相手の時間の無駄にならないか、もっと現状できることはないのか
今自分が何をしてるのか先輩上司に知っておいてもらわなくて大丈夫なのか
この提案をあの人にするときはどんな情報があれば納得してもらえそうなのか、どんな聞き方で聞くと柔らかいのか
この言い方をして同期はやる気が無くならないか、どう伝えればメンバーの士気が上がるのか
ざっと上げると、上記のようなことを想像できるようになりました。(考えればもっともっと出てきます...)
プロジェクト・時間に対しての想像力
また、プロジェクト・時間における想像力とは
このままの進捗具合で進んで期限に間に合うのか
少し早いタイミングで遅れるかも知れない報告をした方がいいんじゃないか
今現状やっている部分と未来にやる予定のこの部分は繋がっているから一緒にやっちゃった方が効率がいいんじゃないか
A君のやっている部分とB君の行っている部分は重なっているから一緒に会話しながらやった方がコンフリしないんじゃないか
などを想像できるようになりました。
書いてて思いましたが、「対人関係における想像力」と「プロジェクト・時間に対しての想像力」って結構似てますね。
「人」軸か、「プロジェクト」「時間」軸かどうかなだけで割とこれらは通じていますね。
開発研修を通して「よかった点」・「悪かった点」
それでは開発研修の総評的な「よかった点」「悪かった点」をお話ししていきます。
よかった点
- 結局研修期間内に作りあげられなかったものの、7月に入り少し時間をいただき、テストローンチすることができた。
- 新卒同士の仲がかなり深まった。
- 開発研修ではリーダーを務めさせていただいたおかげで、周りを見れる広い視点も身に付けれた。
- 実際の実装もゴリゴリ行えたので楽しかった。
- 要件定義でかなり時間を使ったので、ユーザーの視点や「なぜ作るのか」や、一つ一つの工程で「なぜ」を考えられることができた。
悪かった点
- ちょっと辛かった
- 時間がタイトだったので毎日全力投球。
- 時間がタイトなのにわからないことだらけで調査時間などもかなり必要だった。
- 時間がタイトなのにメンバー5人の総意をしっかりまとめて先輩方に持っていかなければならなかった。
- 時間がタイトなのに色々な資料作成をして情報を5人でしっかりまとめて頑張らねばならなかった。
これ書きながら笑ってますw
まとめ
まとめです。
ちょっと辛かった点で色々上げましたが、この経験があるおかげで自分のキャパがかなり広がったように思います。
どれだけ並行タスクがあっても大体のことがしっかり時間内に完了させることができるようになったと思います。(無理そうだったら色々相談できる力もつきましたw)
dipでの開発研修を行った2ヶ月間は自分の人生の中でも本当に濃い2ヶ月だったと思います。
(開発研修を終えた今でもかなり濃い時間を過ごせていますが。)
自分や21新卒を大きく成長させてくださった先輩方には本当に感謝です。ありがとうございました。
以上が、僕が開発研修を終えた総評です。ここまで見ていただきありがとうございました。
この記事が誰かのためになれば幸いです。