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Vimの基本操作に関するまとめ

Last updated at Posted at 2023-05-03

Vimは過去に実務で使用したことがありましたが、体系的に学習した記憶がありませんでしたため、以下の教材を学習しました。学習記録として、基本的なコマンドをまとめてみました。

現役シリコンバレーエンジニアが教える NeoVim(VIM) + Tmux + Zsh 入門 - Udemy

Vimとは

テキストエディタの一種で、コマンドラインで使用する。

使用場面としては、サーバの操作やサーバに配置されているプログラムを変更する際に特に利用する。

Vimとほぼ同じ機能があるNeoVimがある。違いとしては、 NeoVimの方がプラグインが豊富にあること。

モード変更

Vimはモードによって行える操作が異なるため、行いたい操作によって、モードを切り替える必要がある。Vim起動後、以下コマンドでモードを切り替える。起動時は ノーマルモード で立ち上がる。

コマンド 説明
ノーマルモード カーソル移動や文字を削除、行のコピペなどで使用。escでノーマルモード
インサートモード ファイルに入力する際に使用。iでインサートモード
コマンドモード 検索、置換、保存などに使用。:/でコマンドモード
ビジュアルモード カーソル選択でコピペやインデント移動に使用。vでビジュアルモード

インサートモードは i 以外にも aoO でも変更可能

ノーマルモード で実行する操作

カーソル移動

コマンド 説明
k 上に移動
j 下に移動
h 左に移動
l 右に移動
gg ファイルの一番上の行に移動
G ファイルの一番下の行に移動
0 行の先頭に移動
$ 行の末尾に移動
:数字 数字の行に移動(:set numberで行数を表示可能)
CTRL + o 移動前に戻る

矢印キーでもカーソル移動はできるが、kやjなどでカーソル移動したほうが、キーボード上で指の移動が少なくて済む。

入力

コマンド 説明
o(小文字) カーソルを当てた下の行から入力
O(大文字) カーソルを当てた上の行から入力
a カーソルを当てた右横から入力
i カーソルを当てた左横から入力

上記のコマンドを実行すれば、ノーマルモードからインサートモードに切り替わる。

削除

コマンド 説明
x カーソルを当てた文字を消す
dd カーソルを当てた行を消す
数字dd カーソルを当てた行を含めて、数字分の行を消す
dw カーソルを当てた単語を削除

削除した後に、uを叩けば、削除した文字を元に戻せる。また、元に戻しすぎてしまった場合は、「Control + r」を叩けば、復活する。

コピー、ペースト

コマンド 説明
yy 1行コピー
数字yy 数字で指定した行数分コピー
p(小文字) カーソルの真下にペースト
P(大文字) 行の一番下にペースト

コマンドモードで実施する操作

検索

コマンド 説明
/検索キーワード 検索したいキーワードを探す
n 検索したいキーワードが複数ある場合、下方向に移動する
N 検索したいキーワードが複数ある場合、上方向に移動する

置換

コマンド 説明
:%s/置換前/置換後/g 一括置換
:%s/置換前/置換後/gc 一つずつ置換してよいか確認してから置換

上記以外でも、削除で使用した dw で単語単位で消してから、書き換える方法もある。

ファイルを保存、閉じる

コマンド 説明
:q テキストを編集していない状態で、保存せずに閉じる
:q! テキストを編集している状態でも、編集していない状態でも保存せずに閉じる
:w ファイルを上書き保存
:w ファイル名 名前をつけて保存
:wq 保存してから閉じる

コマンド実行

コマンド 説明
:!実行コマンド 実行したいコマンド(※) エディタを開いた状態でプログラム実行
:!! 前コマンドを実行

(※)Rubyの場合、例えばruby test.rbと実行すれば、test.rbを開いた状態で実行可能。

ビジュアルモードで実行する操作

その他

コマンド 説明
> 右にインデントを移動
< 左にインデントを移動
コピーしたい範囲を選択して、y カーソル指定コピー

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