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【AWS】【初心者】wordpressのブログシステムを構築する(パラシつき) ③

Last updated at Posted at 2020-10-28

この記事は、【AWS】【初心者】wordpressのブログシステムを構築する(パラシつき) ②
https://qiita.com/gbf_abe/items/ab154468fa51dc784993 」 の続きです。

振り返り

前回の手順で、「10.0.0.0/16」のVPCを構築し、VPCをサブネットに分割、webサーバを配置するパブリックセグメントを構築しました。
さらに、VPCでインターネット接続ができるようにインターネットゲートウェイを構築し、VPCと紐付けました。
そして最後に、ルートテーブルを新規作成し、パブリックサブネットに紐付け、インターネットゲートウェイを割り当てることでパブリックサブネットのインターネット接続を可能にしました。

順番 内容
VPC構築
サブネット分割
EC2(パブリック)構築
WebサーバにApacheをインストール
EC2(プライベート)構築
NATゲートウェイ構築
DBサーバにMariaDBをインストール
Webサーバにwordpressをインストール
完成(するはず)!

↑の表の②までが終了した感じです、今回は③から始めていきます。

今回やること

EC2を用いてサーバを構築し、サーバにApacheをインストールします。
Webブラウザからアクセスするので、80番ポートを開きます。

インスタンスを作成する

①AWSマネジメントコンソールの「EC2」を選択します。
image.png
②「インスタンス」>「インスタンスを起動」を選択します。
 ※リージョンが東京になっていることを念のため確認してください。
image.png
③マシンイメージを選択します。
(Amazon LinuxがRHEL6,Amazon Linux2がRHEL7をベースにしてるっていう違いがあるんだけど、今回はAmazon Linux 2の方です)
image.png
④インスタンスタイプを選択します。今回は無料枠使うので、「t2.micro」を選びましょう。
image.png
⑤インスタンスの詳細の設定をします。
 「ネットワーク」の項目は今回構築したVPCを選択し、「サブネット」には今回構築したパブリックサブネットを選択しましょう。
 「自動割り当てパブリックIP」は「有効」にしましょう。
 「キャパシティーの予約」は、自動で仮想マシンがスケールアップするためのリソースを予約しておくか、みたいな設定なんだけど、「開く」だと金かかるので、今回は「なし」で。
image.png
「プライマリIP」に10.0.1.10と入力し、「次のステップ:ストレージの追加」をクリックします。
image.png
⑥セキュリティグループを設定します。
 「セキュリティグループの割り当て」は「新しいセキュリティグループを作成する」を選択します。
 「タイプ」は「SSH」が選択されていればOKです。HTTPポートは後から開けます。
image.png
⑦「確認と作成」をクリックし、キーペアの作成に移ります。
 「起動」をクリックすると、既存のキーペアを使うか、新しいキーペアを作成するか問われます。
 今回は新しくキーペアを作りましょう。「新しいキーペアの作成」を選択し、キーペア名に「practice_key」と入力します。
 「キーペアのダウンロード」をクリックします。
image.png
⑧「インスタンスの状態」が「実行中」もしくは「running」となっていれば成功です。
image.png

パラシ(今回は、設定変更があった箇所や構築に必要な部分のみの記載とします。)

大項目 設定内容 既定値 設定値
Amazon マシンイメージ(AMI)
マシンイメージ - Amazon Linux 2 AMI(HVM),SSD Volume Type
インスタンスタイプ
タイプ t2.micro t2.micro
インスタンスの詳細の設定
ネットワーク デフォルト WP用VPC領域
サブネット 優先順位なし WP用パブリックサブネット
自動割り当てパブリックIP サブネット設定を使用(有効) 有効
キャパシティーの予約 開く なし
ネットワークインターフェイス>プライマリIP 自動的に割り当て 10.0.1.10
タグの追加
キー - Name
- Web_server
セキュリティグループの設定
セキュリティグループの割り当て 新しいセキュリティグループを作成する 新しいセキュリティグループを作成する
セキュリティグループ名 launch-wizard-1 Web_SG
タイプ SSH SSH(デフォルト値で問題なし)
キーペア
使用するキーペア 既存のキーペアの選択 新しいキーペアの作成
キーペア名 - practice_key(任意のキーペア名)

EC2にSSH接続しよう

EC2の構築が完了したので、Apacheをインストールしましょう。

結構ここ詰みがちなので、エラー吐いても気にせずゆっくりやっていきましょう。
windowsでTeraterm使うと楽なんだけど、それやると勉強にならないので今回はmacのTerminalからSSH接続をしてみます。

①作成したインスタンスを選択し、「ネットワーキング」タブ>「パブリックIPv4アドレス」からIPアドレスを確認します。
②確認したIPアドレスを用いて、EC2にSSH接続をしましょう。
③MacのTerminalを起動します。コマンドラインに

ssh -i <作成したキーペア名> ec2-user@<確認したホスト名>

と入力します。
なんか色々聞かれますが、「yes」と入力してください。

SSH接続で詰んだら

https://qiita.com/yutasb/items/f30938a0870d8322bde2
上記の記事を見てみてください、かなりわかりやすいです。
Macでデスクトップにキーペアをダウンロードした場合、

cd desktop

でデスクトップのディレクトリに移動しておいて

ssh -i <キーペア名> ec2-user@<確認したIPアドレス>

という手順でもSSH接続できます。

デスクトップ上にフォルダ作ってその中に入れちゃったよ!って場合でも

cd desktop/<フォルダ名>

で問題なくできるので、慌てずいきましょう。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@         WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE!          @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
Permissions 0644 for '<キーペア名>' are too open.

とか言われると思うので、

chmod 400 <キーペア名>

で権限を最小限にしておきましょう。これでSSH接続できるはずです。

Apache インストール

EC2へのSSH接続が完了したら、EC2にApacheをインストールします。

sudo yum -y install 

と入力すれば、数秒でインストールが完了します。

sudo systemctl start httpd.service
sudo systemctl enable httpd.service

上記のコマンド入力で、Apacheを起動し、自動起動を有効にします。
Apacheが有効になっているかは、

sudo systemctl list-unit-files -t service |grep httpd

で確認ができます。

httpd.service      enabled

上記のような状態になっていれば、完了です。

まとめ

順番 内容
VPC構築
サブネット分割
EC2(パブリック)構築
WebサーバにApacheをインストール
EC2(プライベート)構築
NATゲートウェイ構築
DBサーバにMariaDBをインストール
Webサーバにwordpressをインストール
完成(するはず)!

今日は上記のうち、④まで完了させました。
次回からはDBサーバの構築からスタートしていきます。お疲れ様でした。

続き

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