はじめに
本番環境のlinuxサーバ構築時に気を付けたことを記事にまとめました。![]()
※個人的な経験をもとに記事を作成しております。参考程度にしてください
1 作業タスクを洗い出す
作業する前に全体的に何のタスクが必要か洗い出すことをお勧めします。
作業を取り掛かる前に全体のタスクを把握することは大切です。
タスク例
要件確認、サーバ構築、EIP付与、ミドルウェアインストール、データ移行など
2 依頼者に要件の確認をする
現場によって異なると思いますが、私の場合は必ず依頼者に要件を確認していました。
各タスクで要件の確認が必要なものを箇条書きをする。
要件外の作業をしていたら構築を一からやり直しになるリスクもあります。
仮に構築後に要件外のことがあれば運用保守に影響がある可能性もあります。
3 作業タスクからミスすると影響が大きいタスクを洗い出す
作業タスクでミスすると影響が大きいタスクを洗い出し、事前に確認者を確保する。
AWS EIPの関連付けは誤ると事故につながるため確認者をつけました。
データ移行の際は向き先の間違いは事故のため、事前にコマンドをテキストファイルで準備してレビューしていただきました。
4 データ移行は平日(金曜日を除く)の日中帯で作業する
サーバのデータ移行はデータ量が大きいとネットワークの帯域幅を使う可能性があります。
万が一に備えて事前にアナウンスをする必要がある場合もあります
影響が大きい作業のため、データ移行は平日(金曜日を除く)の日中帯で作業しました。
データ移行は間に合わないから定時後で作業はしない様にしました。
5 対応した内容はドキュメントに残す
構築は手順に残さない方もいますが、再度同じ作業をしたときに何をしたかを
後任者が困るため、対応したことは基本的にドキュメントに残しています。
まとめ
個人的な構築時に気を付ける点をまとめました。
運用保守の経験は本番環境でのサーバ構築する際にミスしないための気を付ける箇所が事前になんとなく分かります。事前にコマンドを準備して確認者を付けてリスクを減らすのが一番です。