node.jsを以前インストールしましたが、扱い方を忘れてしまったので、今後同じことがないようにメモしておきます。
node.jsの概要
サーバーサイドのJavaScript実行環境。以下のメリットがある。
- 非同期処理を容易に実行できる。
- シングルスレッドで動作する。デッドロックが発生しない。多数の同時接続を処理することが可能。
node.js周りのツール
nodebrew
node.jsのバージョン管理ツール。nodebrewのインストールは下記コマンド。
設定ファイルの変更が必要。
$ curl -L git.io/nodebrew | perl - setup #nodebrewインストール
$ vi ~/.bash_profile #bash_profile変更
$ export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH #左記を加える
nodebrewのバージョン関連のコマンドは下記。
$ nodebrew -v #現在利用中のバージョンを確認
$ nodebrew use vx.x.x #利用するnodeのバージョンを指定
$ nodebrew ls #インストールされているnodeのバージョン一覧を表示
最新のnodeのバージョンを確認するためには下記。
$ nodebrew ls-remote
nodeをインストール。
$ nodebrew install stable #最新の安定版をインストール
$ nodebrew install-binary x.x.x #バージョン指定してインストール
nvm
Node Version Manager。node.jsのバージョン変更を容易にするツール。nodebrewと役割は同様。
nvmのインストールは、gitからホームディレクトリにnvmをcloneする。
$ git clone git://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
nvmのバージョン関連のコマンドは下記。
$ nvm --version
nvmの利用方法は下記記事を参照。
https://qiita.com/tanishi/items/f741e4bebfb6b6d470dc
npm
Node Packaged Modules。node.jsをインストールするとnpmも利用できるようになる。npmはローカルモード、グローバルモードでパッケージをインストールできる。
- ローカルモードでは、カレントワーキングディレクトリのnode_modulesフォルダーにパッケージをインストールできる。所有者はカレントユーザ。
- グローバルモードでは。rootが所有する{prefix}/lib/node_modules/にパッケージをインストールできる。所有者はrootユーザ。パッケージをグローバルにインストールするには
sudo
を利用する。
グローバルパッケージの一覧を表示するには下記コマンド。
$ npm list --global
npmのバージョン関連のコマンドは下記。
$ npm --version #現在利用中のバージョンを確認
$ npm -v #上記と同じ
$ npm install -g npm #npmのバージョンを上げる(npmでnpm自身をアップデート笑)
npmは他にも様々なコマンドがある。
$ npm i [パッケージ] #パッケージをローカルにインストール
$ npm i -g [パッケージ] #パッケージをグローバルにインストール
$ npm un [パッケージ] #ローカルパッケージをアンインストール
$ npm up #パッケージを更新
$ npm t #テストを実行
$ npm ls #インストールしたモジュールを一覧表示
$ npm ll #モジュールを一覧表示するとともに追加のパッケージ情報を表示
$ npm la #上記と同じ
nodeを利用開始
ターミナル起動直後ではnodeは利用できない。設定ファイルを実行する必要がある。
$ source ~/.bash_profile
ただ、設定ファイルを下記に書き換えれば、都度上記を実行せず済む。
$ export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH #変更前
#↓変更後
if [[ -f ~/.nodebrew/nodebrew ]]; then
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
nodebrew use v0.12.7
fi
nodeを起動
対話環境の立ち上げで簡単にnode実行を試してみる。
$ node #対話環境立ち上げ
> console.log("hello world");
hello world
> .help #使えるコマンドを参照
> .exit #退出
実際にjsファイルを作成し、実行するには下記。
$ node /<path>/app.js #jsファイルの実行
$ open http://localhost:3000/ #ブラウザ起動して確認する場合、例えば左記
まとめ
普段扱ってないとすぐ忘れてしまいます。。。
随時更新していければと思います。