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Safe Software FMEを使ってMicrosoft SharePoint上のデータにアクセスする

Last updated at Posted at 2022-02-09

前提

FMEからSharePoint上のデータへアクセスするために、パッケージを利用する方法を用います。

SharePoint Online パッケージのインストール

とりあえずこちらをインストール。
FMEの開発元であるSafe Software自らが作ってくれています。(最初から入れといてもいいのに)

The connection to SharePoint is established with a web connection using the Microsoft SharePoint Online (safe.microsoft-sharepoint) service. Published workspaces for FME Server 2019 will require a user provided client id and secret.

説明にあるように、SharePointに接続するためのClient IDとClient Secretを取得する必要があります。

Client IDとClient Secretの取得

Azureにてアプリケーションを作成し、接続に必要な2つを取得します。
Client IDはアプリケーションを作成すれば自動的に付与されます。
スクリーンショット 2022-02-09 18.39.46.png

Client Secretは、[証明書とシークレット]から生成できます。
スクリーンショット 2022-02-09 18.37.10.png

リダイレクトURI、パーミッションの設定

認証応答を返す場所をhttps://localhost/に設定します。
もしかしたらデフォルトでなっているかもしれません。
スクリーンショット 2022-02-09 19.00.52.png

パーミッションの設定も必要です。
[Microsoft Graph] -> [委任されたアクセス許可] を選択後、[Sites.ReadWrite.All]にチェックを入れればOKです。
許可項目は検索ができるので、siteとかで検索すると早いです。スクリーンショット 2022-02-09 19.11.42.png

ウェブ接続の設定

FMEに戻ります。
[ツール] -> [FME オプション]を開き、ウェブ接続の「サービスの管理」ボタンを押します。
スクリーンショット 2022-02-09 19.17.08.png

safe.microsoft-sharepoint.Microsoft SharePoint Online を選択し、Client Infomationに先ほど取得した情報を入力します。
スクリーンショット 2022-02-09 19.22.14.png

入力を終えたら適用し、ひとつ前の画面で接続を追加します。
先ほどのsafe.microsoft-sharepoint.Microsoft SharePoint Onlineを選択し、Authenicate...を押します。
アカウントを選択し、サインインができれば準備は完了です。
スクリーンショット 2022-02-09 19.30.45.png

SharePointのデータにアクセスする

今回は例としてSharePoint上のExcelを読み込みます。
リーダーの追加でMicrosoft Excelをフォーマットに指定し、データセットから先ほど追加したSharePointを選択します。

image.png

アカウント、サイトやライブラリ、パスを選択してお目当てのファイルを選択すればOKです。

スクリーンショット 2022-02-09 19.37.06.png

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