はじめに
Revealとは
Reveal Embeddedは、アプリケーションに組み込み可能なデータ可視化SDKです。シンプルな価格体系、組み込みの容易さでアプリケーションの価値を最大限向上することができます。
この記事は
日付フィールドを元に、曜日別のフィールドを新規作成して集計に活用します!
例えば、飲食店の仕入れなどは、曜日別にデータを解析するのはよくある解析アプローチではないでしょうか。
でも、データソースには日付の項目はあるけど、曜日の項目は無い…。
そんな時、Revealでは新規フィールドを別途作ることができ、集計時の可視化フィールドに利用したり、フィルタリング項目としても活用することができます。
今回使用するデータ
データは下記。仕入日フィールドを元に、仕入日(曜日)フィールドを新規で作成していきます。
作成手順
新規フィールド作成を選択
それでは、既存の日付データをもとに曜日データを作成する手順を紹介していきます!
新規フィールドの作成
集計フィールドの作成画面
集計フィールドの作成画面が表示されますので、各種設定を行っていきましょう。
weekday 関数から曜日を求める。
補足までに、weekday関数の仕様はこちら。
https://www.revealbi.io/help/date-calculated-fields#weekday
それでは、仕入日と仕入日(曜日)を並べて表示して、どうなるか確認してましょう。
仕入れ日に対し、曜日が表示できました。
ちなみに weekday 関数の仕様として、各曜日に対応した数値を返却しています。
曜日 | weekday関数の戻り値 |
---|---|
日曜日 | 1 |
月曜日 | 2 |
火曜日 | 3 |
水曜日 | 4 |
木曜日 | 5 |
金曜日 | 6 |
土曜日 | 7 |
でも曜日が数値は分かりにくい..ので日本語表記に変換しよう!
せっかく表示した曜日項目ですが、数値だと分かりにくいですよね...。
なので if 関数を利用して日本語表記の曜日に変換しましょう!
if(weekday([仕入日])=1,"日",if(weekday([仕入日])=2,"月",if(weekday([仕入日])=3,"火",if(weekday([仕入日])=4,"水",if(weekday([仕入日])=5,"木",if(weekday([仕入日])=6,"金",if(weekday([仕入日])=7,"土","")))))))))
かっこ悪いですが、このように愚直にifで変換できます。
仕入日(曜日)フィールドをグラフの可視化や、フィルタに利用する。
追加したフィールドは、可視化項目や、フィルタとしても利用できます。
項目として可視化
フィルタに利用
データフィルタでフィルタすることにより、土日だけのデータを可視化出来ます。
まとめ
本記事では、データソースの列の他に、集計用のフィールドを作成する方法についてご紹介しました!
特に曜日の表示や、XX率等の計算結果を新規フィールドしたいというリクエストはよくあるご要望だと思います。
本記事では、weekday と if 関数をご案内しましたが、Revealには他にも関数が多数用意されているのでぜひご活用ください!
(参考)Reveal計算フィールド
https://www.revealbi.io/help/calculated-fields