つい先日リリースされたHoneycodeについて勉強中のフクリンゴ(@fukulingo)です。
HoneycodeはAmazonがリリースした、いわゆるNoCodeなサービスです。
エクセル的なUIで、コードを書かないことにこだわっているサービスですね。
触ってみた感じ、けっこう初見殺しなところはあります。
以下は、Honeycodeコミュニティに投稿されたWhat is Honeycodeの記事の翻訳です。
Welcome to Honeycode!
Honeycodeは、チームが仕事を思い通りに進めるために、モバイルアプリやウェブアプリの構築を支援します。
Honeycodeでアプリを構築するのにプログラミングのスキルは必要ありません。
- ビジュアルビルダーを使ってアプリを作る
- テーブルでデータを管理する
- 自動化を利用して手動のステップを置き換える
プロジェクト管理、オペレーション、顧客パイプライン、リソース追跡、承認ワークフローなどのユースケースにHoneycodeが使えます。
作成したアプリは、10人規模のチームでも、組織全体で数百人規模でも使用することができます。
Honeycodeのメリット
ブラウザ、iOS、Androidで動作するWeb・モバイルアプリを構築します。
プログラミングは不要なので、誰でもアプリを作成することができます。
Honeycodeのアプリは、チームが状況を把握するのに役立ちます。
なぜなら、すべてのチームメンバーがアプリのデータにアクセスでき、リアルタイムで更新されるからです。
Honeycodeアプリは、各チームメンバーに関連するデータをパーソナライズして表示することができます。
Honeycodeを使えば、手動で行うステップを自動化することができます。
更新情報をメンバーに通知したり、リマインダーをかけることができます。
なぜHoneycodeを使うのか?
多くの人がスプレッドシートを使ってプロジェクトを管理しています。
スプレッドシートはチームでの共同作業のために設計されてないので、面倒な部分がありエラーが発生しやすいです。
チームのプロジェクトに特化したアプリがあったらどうでしょう?
残念ながら、アプリの作成にはプログラミングスキルやリソースが必要です。
Honeycodeを使えば、その必要なく自分だけのアプリを作ることができます。
Honeycodeは、フロントエンドのコンポーネントやアプリのクライアントからバックエンドのデータストレージまで、必要なものをすべて提供します。
これらすべてが、使いやすいビジュアルベースのインターフェースによって操作することができます。
本文で出てきた用語の解説
Honeycode Tables(テーブル)
スプレッドシートのように見えるが、データベースのように動作する。
Honeycodeのテーブルは、リレーショナルデータベースのように振舞う。
Honeycode Builder(ビルダー)
Builderでは、アプリのレイアウトや外観をカスタマイズが可能。
表示したいデータをリンクして、アプリをすぐに動かすことができる。
Honeycode Automations(自動化)
ワークフローとビジネスプロセスを自動化できる。
自動化したいアクションを選択し、そのトリガーとなる条件を設定する。
翻訳してみての感想
Amazon Honeycodeは非開発者をかなり意識している感じがします。
スプレッドシートを普段使っているような人に向けて、テーブルUIを中心にしているのが特徴的ですね。
まだまだ情報は少なく英語のみの提供なので学習コストも高めですが、これからHoneycodeの情報をどんどん発信していきたいと思います。