はじめに
1年ほど前の記事の続きです。
https://qiita.com/fukuebiz/items/de6007c651255dd2458b
SeeedStudio の SenseCAP Indicator D1 は卓上などで情報を表示するために使うデバイスとしてちょうどよいサイズです。
道路交通情報について
JARTIC 日本道路交通情報センターのホームページで道路交通情報を見ることができます。
https://www.jartic.or.jp
朝の忙しい時に付近の情報をすぐに見たい場合に、スマホでページを開くのはちょっと面倒なことがあります。コンパクトで卓上に置いても邪魔にならない SenseCAP Indicator D1 に道路交通情報を表示してみます。
ソース
ソースはこちらをご覧ください
https://github.com/fukuen/SenseCAP-Traffic
データについて
日本道路交通情報センターのホームページで道路交通情報を参照する場合、様々なデータを読み込んでいますが、今回利用するデータは以下のものに限定しています。
1.地図データ
地図データは国土地理院の地理院タイルの形式で配信されます。
https://maps.gsi.go.jp/development/siyou.html
具体的なURL
https://www.jartic.or.jp/d/map/degital/{z}/{x}/{y}.png"
SenseCAP Indicator D1 のディスプレイは480x480pxなので、中心となるタイルの周辺を含めて計9個のタイルを読み込んで表示します。
2.交通情報
日本道路交通情報センターのホームページでは一般道の他、高速道路、首都高速/都市高速の地図表示があり、交通情報データも複数の形式で提供されています。今回は一般道の地図用のデータを使用します。
交通情報を取得する場合、まず最新の時点を取得します。こちらでyyyyMMddhhmm形式でいつ時点の情報かを取得します。
https://www.jartic.or.jp/d/traffic_info/r1/target.json
次にそれぞれの道路の交通情報を取得します。
https://www.jartic.or.jp/d/traffic_info/r1/<時点>/s/301/<道路>.json
道路は以下になります
道路 | 地域 |
---|---|
A01 A02 A03 ... A08 A09 A11 |
北海道エリア 東北エリア 関東・甲信エリア ... 四国エリア 九州・沖縄エリア 全国 |
C01 C02 C03 ... |
首都高速 阪神高速 名古屋高速 ... |
R01 ... R13 ... R47 |
北海道 ... 東京都 ... 沖縄県 |