1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

M5StackでAmazon FreeRTOSを使用する 3

Posted at

はじめに

前々回、前回と、M5StackでAmazon FreeRTOSが動作して、アプリケーションが作れそうな気がしてきました。といっても、せっかくの画面が使えないとM5Stackを使っている意味がなくなってしまいます。

仕事で関わっているRecord Meetingという自動議事メモ作成サービスでも、操作メニューやQRコードを表示させるなど、スマートスピーカーの補助としてM5Stackが大活躍しています。

COET Record Meeting

TFTのライブラリーは、Boris Lovosevic の ESP32_TFT_Library を使わせていただきましょう。

Git bashから、任意の場所にデモアプリをダウンロードします

git clone https://github.com/fukuen/m5stack-freertos-tft --recursive

前々回と同じモノの名前や証明書を使う場合は、証明書やヘッダーファイルを前回使用したamazon-freertosフォルダーから、今回のamazon-freertosフォルダーにコピーしてください。新しく登録する場合は、/tools/aws_config_quick_start/configure.json を修正して SetupAWS.py を実行してください。

ダウンロードしたディレクトリーに移動して、アプリケーションをビルドします。

cd m5stack-freertos-tft
cmake -DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE=amazon-freertos/tools/cmake/toolchains/xtensa-esp32.cmake -GNinja -S . -B build
cd build
ninja

ビルドが完了したら、フラッシュします。

cd ..
idf.py flash

画面にはデモが表示されます。

シリアルコンソールでモニターしてみます。

idf.py monitor

最後に

画面が使えるようになって、少しM5Stackらしくなってきました。
Boris Lovosevic の ESP32_TFT_Library のサンプルでは、SNTPに接続して時刻を取得するロジックがありますが、現在のESP32用Amazon FreeRTOSはLWIPに対応していないため、SNTPのロジックをそのまま使うことができませんでした。SPIFFSの箇所も一部コメントにしてしまいました。今後書き換える予定です。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?