はじめに
TOPPERS BASE PLATFORMにもいくつかデモアプリが含まれていますが、M5StickV向けではないので、M5StickV+TOPPERS用のデモアプリを作成してみました。
使い方
M5StickV で TOPPERS BASE PLATFORM を動かしてみる の流れに加えて、こちら のデモアプリを asp フォルダーに上書きして、asp/OBJ/K210_GCC/ 以下のデモアプリをビルドします。
CAMERA
カメラの画像をLCDに表示するだけのシンプルなデモです。M5StickVの動作確認や、その他のアプリのベースに使います。
カメラはM5StickVで使われているOV7740とMaixシリーズで使われているGC0328が使えます。(OV2640はTOPPERS BASE PLATFORM(RV)標準でサポートされています)
BOOTSELECT
M5StickVには16Mバイトのフラッシュメモリが搭載されていて一般的には使い切ることはありません。そこであらかじめ複数のデモアプリを入れておいて、切り替えて使えるようにしました。もちろん標準のMaixPyも一緒に入れることもできます。
仕組みや使い方などはこちらの記事を参考にしてください
SPIFFS
SPIFFS (SPI Flash File System) はマイコンに搭載されたフラッシュメモリをファイルシステムとして利用する仕組みです。M5Stack/ESP32などでよく利用されています。
M5StickVにはM5StickVには16Mバイトのフラッシュメモリが搭載されていて、出荷時に上位3MバイトがSPIFFS領域として使用されています。出荷時にはMaixPy起動時のロゴ画面、起動サウンド、構成ファイルなどが格納されています。
M5StickV+TOPPERSでこのSPIFFSに入っているロゴ画面を表示してみます。
(jpeg表示にゴミが入ってます。。。)
おわりに
今のところI2Sを動かすことができていませんが、I2Sのスピーカー、マイクも使ってみたいです。