1. はじめに:この記事はこんな人におすすめ
こんにちは!新人エンジニアのyukiです。
昨日AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)を取得しました。
自分の総勉強時間は45時間(約1か月)ほどでした。勉強方法をCLFとSAAの違いに焦点を当てて紹介します。
この記事はこんな人におすすめです
・AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)をすでに取得している
・AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)の試験って何がでるのかだいたい知りたい
・CLFとったけどSAAってどう勉強すればいいのかがわからない
・IT系の知識があまりない
2. AWS SAAってそもそも何が出るのか
SAAは設計原則やベストプラクティスを問うもので、具体的なアーキテクチャを考慮に入れた問題が出題されます。
具体的な出題比率は以下の通りです。
AWS SAA出題範囲
• 第 1 分野: セキュアなアーキテクチャの設計 (採点対象コンテンツの 30%)
• 第 2 分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 (採点対象コンテンツの 26%)
• 第 3 分野: 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 (採点対象コンテンツの24%)
• 第 4 分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計 (採点対象コンテンツの20%)
3. AWS SAAとCLFの違い
CLF取れてるからSAAなんか全然いけそう!と思ってとりあえず自分が模擬試験をうけたら3割5分とかいう結果になりました。
どうしてこうなったかというとSAAとCLFの違いにあります。
CLFはサービスの概要を理解しているかを主に問われていて、あまりサービスの中身を詳しく聞かれることはなかったと思います。
一方SAAはアーキテクスチャの設計まで聞かれるのでサービスの内容にCLFより深い理解が求められます。
具体的なシナリオでどのサービスを使うのがいいか、コストや運用上のオーバーヘッド等を踏まえてサービスを比較検討しなければいけません。
つまり自分はサービスの概要しかわかっていなかったのでどのサービスを使うのかという比較検討やサービス同士の組み合わせがわからないといったことが起こったわけです。
4. 学習方法
1.何も準備せずに模擬試験に突っ込む(なめてました、すいませんでした)
結果的には良かったと思います。何が出るのかがわかったので対策を立てながら参考書を読むことができました。
受けた印象は以下の通り
・問題文長い!!!
・問題文で何言ってるかわからない単語が全然ある。SMBってなんやみたいに。
・問題文で言われてることは選択肢のこの二つで実現できそうではあるけどどっちなのかがわからない。
2.参考書を一周
ここでは特にプロトコルやコスト面に注目して読み進めました。
どのサービスがどのプロトコルかを覚えていないとそもそも選択肢を絞り込むことが不可能だと感じたからです。
3.問題集をひたすら解く
クラウドライセンスの問題集を使用しました。(見た感じUdemyの390問でもいいと思います)
クラウドライセンスは課金(3か月4000円ほど)なのでできるかぎりお金をかけたくない方は別の問題集を解いたほうがいいと思います。
合計1190問を1.5周しました。ここで勉強時間のほとんどを使ったと思います。
わからない単語やサービスはその都度調べました。CLFより文量が多いため解くだけでも時間がかかりました。
5. まとめ
SAAはシナリオに合わせたアーキテクスチャの設計が求められるため、参考書で単体のサービスを確認しても組み合わせがわからず問題が解けないことが多いです。サービスの中身と組み合わせをしっかりと問題を解きながら覚えていく必要があります。
6. 教材
- AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト - 参考書です
- AWS ホワイトペーパー - 問題を解く過程で1回は目を通すことになります。
- クラウドライセンス - 問題集です。課金してます。Udemyでもいいと思います。