QA業務に携わっていて楽しいと感じていることをいくつか記載してみようと思います。
自分の経験が元となり主にゲームQAでの話になってしまうため主観が強く偏りがある点や
各項目とも反面悩みもあったりしますが、この記事はあくまで楽しみの面にフォーカスしている点はご了承ください。
いち早く製品、新機能に触れる
好奇心が強めな自分はQAに関わって一番最初に感じた点がこれでした。
毎回どんな物なのだろうとドキドキ・ワクワクしながら触っています
不具合を見つける/修正される
次はこちら、不具合はプログラマーさんも残したくて残しているわけじゃないですが
触っているとほぼ間違いなく見つかるものです。不具合を見つけた時や、
複雑な再現手順を確定させたときなど難易度の高いゲームをクリアしたかのような
達成感を得られる瞬間がたまりません。
またときには不具合だけでなく、感じたことや閃いたことを提案として提出し
その内容が反映されることもモノづくりの一員として更に貢献できたと感じ
嬉しくなる瞬間でもあります。
ユーザーの反応
一番一喜一憂の部分ではあるのですが、製品がリリースされた後のユーザーからのポジティブな意見が
SNSや問い合わせ情報などから見えるのはいつでも嬉しくなります。
わざわざ長文でお礼のメッセージや、感動的な話を熱量高く伝えてくれるユーザーさんも
いたりして、頑張って良かったと感じつつ相手へも感謝の気持が芽生える瞬間です。
テスト計画/設計/進捗管理/振り返り
ある程度QA業務に慣れてくると携わるこの業務、最初のうちこそ悩みのほうが多いのですが
数をこなしていくと、振り返る度に以前と比較してより早くより正確(緻密)にまたは取捨選択の妙等
良くなった点が何かしら見えやすいく自分の成長を殊更感じやすい業務かなと思っています。
コミュニケーション(1on1含)
リーダー以上とは限りませんが、リーダー以上になってくると断然機会が多くなってくる
他者とのコミュニケーション。
中の良いチームメンバーを始め、関連部署の方や上司、協力会社や他社QAの方々など
様々な接点が増えて来るかと思います。
中には緊張するものもありますが、別の視野や視点/視座を理解する一助となることばかりですし
新たな考え方や知識等が入っていくることで物事を発展させていく種を貰え活力が生まれます。
チーム/組織運営
チームメンバーとして一通りの業務に慣れた頃に自然と、もしくは毅然と目指しながら行き着くこちらは
チームや組織に向けて知見を共有したりプロセスやフローを整えたり、ときには共に働くメンバーを
増やしたり成長を促したり……
直接的な品質向上とは少し違う、より先の未来に向けてどうすべきかを考慮しながら
改善や新しいことに挑戦し進める業務は短期的に結果が見えるものではありませんが、
その分良い結果をチームや組織単位で達成できたときにの達成感とても大きいものと感じています。
最後に
大枠の業務内容について感じていることを触れてみましたが
深堀りすればもっともっと数多くの楽しみがありますし、各々でポイントが異なると思います。
思い浮かばない人も、もっと色々浮かんでいる人も機会を設けて周りの人と
QAの楽しみを語り合ってみると想像していなかった観点の発見やモチベーションの向上に
繋がるのではないでしょうか。
この記事を読んでいただいた方々含め、これからもQAを楽しんでいければ幸いです。