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ノートアプリざっくり比較 Evernote Onenote Agenda

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こんにちは fukinoです。

最近 Apple design awardsでノートアプリAgendaが入賞しました。
私は普段Evernote愛用ユーザーなのですが、Agendaとってもスタイリッシュで良さげなアプリですね!
というわけでノートアプリ課金を検討していることもあって個人的な使用感比較をしてみたいと思います。ざっくりです。(ノ*゚ー゚)ノ

世の中にはノートアプリがいっぱいありますが今回比較するのはこちら。

Evernote
Onenote
Agenda

それでは行ってみましょう!(比較は筆者の個人的な意見です。)

Evernote

Evernote社が運営するノートアプリ。最初にβ版がリリースされたのは2008年。
利用者数2億人ぐらい。Web版、PC版、スマホアプリ全てサポート。
ゾウさんのマークで知られる。

プラン

2018年6月現在ベーシック、プレミアム、ビジネスの3つ。

ベーシック プレミアム ビジネス
価格 無料 JPY5200 JPY1,100 / ユーザ / 月
アップロード容量 60MB/月 10GB/月 20GB/月+2GB/ユーザ/月

長所

  • 手書き文字認識が超優秀。

日本語英語問わずノートに書いた文字をスマホのEvernoteアプリでパシャッと撮影すると綺麗に読み込み、検索すると手書き文字でもヒットしてくれる。筆者の字は結構な汚さだがかなり精度高い。ほぼ間違えない。
デジタルノートも使いたいけどアナログで書くのが好き。アナログノートも一括で整理したいという人にオススメ。Evernoteに取り込んでおけばいつでも見られる。

  • Web、PC版、スマホアプリ共にインターフェースが使い易い。

とってもシンプル。ノート間の移動も楽々。本当に必要なものだけという感じ。でも使い易い。

  • プレゼンテーションモードあり。(プレミアム)
  • 値段

ベーシックプランなら無料。もうちょっと使いたい人でも年間プレミアムで5200円。プレミアムはそこまで安くないが学生なら1年間半額で使える。

短所

  • 端末が2台まで

なんと、ベーシックプランだと1アカウント端末2台までしか使えない。
つまりスマホとメインPCに同期したらもうそれ以上増やせない。サブPCとかタブレットも持ってる人だとこれはちょっときつい。

  • アップロード容量が少ない
    ベーシックプランだと月にアップロードできるのが60MB。文章だけのノートしか描かない人ならそんなに困る容量ではないが、大量のPDFやら画像やらを読み込んでると結構すぐ到達する。

  • つまり使い慣れてくるとベーシックプランでは物足りなくなる可能性がある。

OneNote

Microsoft社運営、2003年リリース。
Officeに含まれていることが多いので利用者数はよくわからない...多分多い。Twitterとか比較見てると愛用者が結構いる模様。
Web版、PC版、スマホ版全てサポート。
Wordのアイコンを紫にしてみた感じのアイコン。

プラン

無料版がダウンロードできる。
無料版と有料版の違いは無料版だと保存先がOneDriveのみになること。
つまりアップロードできる容量はOneDriveのプランに依存する。
他にも違いあるのかも...

長所

  • 無料!
  • 端末同期台数の制限なし。
  • 高機能
    Microsoft Wordで培った数式挿入やら編集機能の機能性がめちゃ高い。
    とりあえず普通に書いてて困ることはない。

  • 好きな位置から書ける。
    一般的なノートアプリやらWordでは普通1行の書き始めの位置が決まっているが、OneNoteでは好きな位置から書ける。例えばPDFや手書きのノートを取り込んで、書き込みしたくなったとき、位置を問わずに書けるのが結構ありがたい。

  • iPadとか持ってる人には良いかも。
    最近ApplePencilがiPadで標準的に使えるようになった。前述のどこからでも書ける、プラスペンツールはiPad&ApplePencilのようなデジタルお絵かきデバイスと相性抜群。好きに書き込める。

短所

  • アプリが使いにくい。

スマホアプリがなんだか使いにくい。ついでにPC版は高機能であるがゆえに結構ゴチャゴチャしている。がっつりOneNoteを使うと決めた人には良いが、シンプルなインターフェースが好きな人にはあんまり向かないかもしれない。

  • 手書き文字の認識精度が低い。

手書き文字の認識精度、かなり低いように思える。手書きしたノートをOnenoteに取り込んでみたら全然正確に検索してくれなかった。Evernoteは大丈夫だったのに。筆者の字が致命的に汚いのかもしれないが...一度試してみると良いと思われる。
ただ、Webでのレビューを見てると手書き文字認識への高評価がかなり見られるので、
1. 紙に書いて撮影した手書き文字はダメだけどiPadとかでデジタルに書き込んだ手書き文字は大丈夫。
2. 筆者の字が致命的に汚い
のどちらかだと思われる。

Agenda

Apple Design Award 2018
Momenta B.V運営、2018年リリース。
新しい。
MacOS版とiOS版がある。
スケッチブックの鉛筆みたいなアイコン。

プラン

基本無料。
Pin機能、カレンダーイベントの作成、MarkDown、HTMLのコピーなどは¥3000の課金が必要。

長所

  • 1枚のノート内に時系列的にメモができる。

Agendaの特徴は時系列順にノートを追えること、そしてカレンダーとの連携。
例えばプロジェクトのノートを作成した場合、書き込んだ日付ごとにブロックができプロジェクトの流れを目で追うことができる。カレンダーとも連携しており、時間の流れがとってもわかりやすい。また、その日に関連したノートはTodayに、AgendaチェックをしたノートはOn the agenda に出てきてくれる。

  • タグ付け、タスク機能

ノート編集時にタグ付けやタスク機能はもちろん、書き方のスタイルの選択など機能的に美しくノートを書く機能が充実。

  • デザインがスタイリッシュ

デザインが素敵。とってもスタイリッシュ。

短所

  • 良くも悪くもできたばかり

出来たばかりなのでOnenoteやEvernoteに比べるとまだ機能は少なめ。実はカレンダーとの連携はEvernoteとかも出来たりする。レビューも少ない。

  • 手書き文字認識とかはない。

前述の通り機能は少なめ、Webキャプチャとかもまだない。

  • 対応端末が少ない Android、Windowsユーザーは使えない。あとiOSは11以降でないと使えない。

 まとめ

以上個人的な使用感レビューです。手書き文字認識がないと私はやってけないのでAgendaへの完全移行は私はしませんが、Agendaとても良いアプリだと思います!
使いたくなるデザインです。
特にプログラマはプロジェクトの時系列管理がすごくやりやすいと思うので試しで使ってみても良いかと思います。全部の情報をまとめておくにはちょっと機能が物足りないなあと感じますが...

ちなみにEvernote、Onenote間ではExport、Importも出来たりするので両方使ってみてから片方に絞るとかでも良いかと思います。(できない場合もあった気がするので注意してください。)

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