こんにちは、名古屋のスタートアップでエンジニアしているfujitaです。
今回は、LaravelとHubspotをAPIで連携する方法について解説します。
Hubspotとは?
Hubspotとは、マーケティングをはじめとした、顧客管理が簡単に行えるツールです。
Hubspotには、さまざまな機能があり、営業やマーケティングなどに役立つツールです。機能についてはHubspotの公式ページをご覧ください。
Hubspot公式
今回の実施すること
今回は、Laravel側で新規会員登録をしたら、HubspotのAPIを使って、Hubspotのコンタクトを作成したいと思います。Hubspotのコンタクトとは、お客さんの情報のことです。
では、手順について解説します。
手順1 HubspotのAPIキーの取得
まず初めにHubspotのAPIキーの取得です。APIキーは、Hubspotの管理画面から「設定」→「連携」
→「APIキー」から発行することができます。
有効なAPIキーの「表示」をクリックするとAPIを見ることができます。
手順2 Laravelの.envに記載
先ほど取得したAPIキーをLaravelの.envに記載します。
HUBSPOT_API_KEY=xxxxxxxxxxx-xxxxxx-xxxxx
モジュールのインストール
Hubspotとの連携は便利なモジュールがあるのでインストールしておきます。
composer require hubspot/api-client
Laravel側でAPIを叩く処理を実装する
ここからはLaravel側の実装になります。APIを叩く処理だけ記載したいと思います。
//APIキーの取得
$apiKey = env('HUBSPOT_API_KEY')
$hubSpot = \HubSpot\Factory::createWithApiKey($apiKey);
$contactInput = new \HubSpot\Client\Crm\Contacts\Model\SimplePublicObjectInput();
//ユーザー情報
$contactInput->setProperties([
'email' => 'example@example.com'
]);
//APIを叩く
$contact = $hubSpot->crm()->contacts()->basicApi()->create($contactInput);
実際の実装からは、かなり省略している部分があるのでご了承ください。実際には、HubspotのAPIを叩く処理はJobにしており、Controllerからユーザー情報を受け取り、非同期でHubspotにコンタクトを作成しております。
GitHubやドキュメントに詳しく記載されているので、詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
・hubspot-api-php
・HubSpot APIドキュメント
最後に
LaravelとHubspotの連携について書きました。
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