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個人開発で月17万稼いでみたので生々しいスクショとともに振り返る

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はじめまして、都内でエンジニアを8年ほどやっているものです。

生成AIの台頭により、個人開発のハードルが極限まで下がったことで、新卒の頃からずっとやりたかった自分のサービスを持つことができました。

ついに自分のサービスで前月の収益で合計17万ほどを得ることができたので、どういったことをしてきたのか?を洗いざらいここに記します。
DL数の話から、収益の話まで生々しいスクショとともに記録します。

参考になるかはわかりませんが、同じ轍を踏まずには済むかもしれません。

広告
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AppStoreの収益
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なぜ個人開発をするか?

つい2年前までは、AIは局所的には役に立つが、バグが多すぎて、自分が手を動かした方が早いという認識でしたが
最近は完全にひっくり返り、AIにやらせた方が早いし、自分が書くより良いものを出してくる時代になりました。

生成AIによって自分のイメージしたものがそのまま出力される体験は素晴らしい。
それと同時に職業エンジニアとしての自分のキャリアを見直さなければという気持ちにもなりました。

具体的にどうしたら良いかを考えると

  1. AIには代替されないソフトスキルを磨く
    結局仕事は人と人なので、この人と働きたい、と思ってもらえるような信頼を勝ち取ること。技術的なスキルではなく、対人関係のうまさを磨く。

  2. 会社に依存しない収入を作る
    未来に対してのリスクヘッジ、今ある仕事がそのまま残るとは到底思えず、エンジニアの大量解雇の時代が来てもおかしくない。

という2つが個人的な結論でした。

というわけで、会社に依存しない収入を作るために個人開発を始めてみました。

思い立って最初は何をしていたか?

claudeからの請求書を見ると、2026年1月4日に100ドルプランで登録しており、5時間制限に辟易としたのか翌月には200ドルのプランにアップグレードしていますね。
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今思っても無謀。普通に財布に激痛です。

一番最初に思ったことは、「早く元を取らないといけない」という焦り。

まずは1円でも稼げるようにしようというところから、まずはWebサイトを作って広告収益を得よう!と考えました。

当時はClawdbot(今はOpenCrewに改名)というものが流行っており、それを使って、ありえないくらい低品質なコンテンツをAIに大量に生成させていました。

〇〇診断のようなものがSNSでバズったら稼げるんじゃないか?みたいな浅い考えで
診断がたくさん遊べるサイトを作りました。
Vercelでホスティングして、Clawdbotから自動で毎時診断コンテンツが生み出されるツールを生成し、これで不労所得も夢ではないなどと思っていたわけです。

当時のソースが残っていたので起動してみましたが、どう見てもカスですね
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Geminiに画像やロゴを生成させていました
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ここで第一の壁として、広告がまずWebサイトに貼れないということです。
Google Adsenseを使って広告表示するには審査があり、コンテンツ量や質、訪問者の数を見られて決まります。
AIが大量生成した診断ではまぁ通るわけがないんですよね。
そのために謎のブログも大量にAI生成させました。中身は一切見ていません。

第二の壁として、Googleにそもそもクロールしてもらえません。
SEOとか言う前に、そもそもGoogleに掲載されるまでが結構大変です。申請しても何週間もかかって登録されないです。

第三の壁として、そもそも誰もこのサイトを知らない状態から人を呼ぶのは難しすぎます。
いいものなら売れるなどというナイーヴな考え方は捨てろ(ラーメンハゲ)
そもそもいいものですらないのに、作ったら売れるなんてそんな甘い世界ではなかったです。

と言うわけで、早々にこの路線はやめました。2ヶ月くらいやってましたが収入はゼロです。

軸足をiOSアプリに移す

iOSのアプリであれば、広告はGoogle Admobで審査なしで貼ることができます。(その代わりAppleの審査が必要ですが)
Webはもう懲り懲りだったので、iOSのアプリを作ることを決めました。

よし、Mac買うか。 ¥124,800
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完全にキマってます。それまでは趣味のゲーム用に使っていたWinでやっていたのですが、2ヶ月収益ゼロの中投資を倍プッシュ。Mac mini を買ってしまいました。
もう後には戻れねぇんだよ、と完全にサンクコストの魔物に取り憑かれています。
パズドラで曲芸師を引くためにバイト代の4万円を全部突っ込んだあの日のことを思い出します。

さて、じゃあどんなアプリを作ろうか。AIにアイデアを出させました。

claude「割り勘がめっちゃ楽になるアプリとかどうかな?」
俺「それ、採用😃」

言われるがまま、レシート読み取り機能や傾斜設定を入れたアプリを作ってみました
(試作のWebサイトのスクショがあったので貼ります)
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出来としては悪くない、悪くないが。
作ってる途中に情熱がなくなりました。

そもそもそんなに割り勘することあるか?
今そんなに困ってるか?
やりたいことに対して機能が過剰じゃないか?

など自問自答してるうちにどんどんやる気がなくなりました。

そもそも作りたいものじゃなかったんですね。
情熱を持てないプロダクトはリリースまで行けません。
AIの言いなりでプロダクトは作れません。

祝!初リリース

次は自分が欲しくなるようなものを作ろうと考えて、中々よいアイデアを思いつきました。
「ショート動画ってついつい見ちゃうよな。この時間を有意義なものにできないかなぁ」
と言うわけで、
Shizuku英単語というものを作りました。
詳しくはこちら↓

PIP再生でショート動画を見てる最中でも常に英単語が画面に表示され続ける。
正直天才か?と思いました。
英単語学習アプリのような毎日起動するアプリはリテンションも高く、課金へのハードルも自己投資として正当化されやすいです。
今までのアプリとも差別化されていて、これは勝ったと思い、Appleの審査に何度も何度もリジェクトされながら、無事リリースまで漕ぎ着けました。

結果としては、ダウンロード数は11くらいで止まってしまった。
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またも

「いいものなら売れるなどというナイーヴな考え方は捨てろ」

という言葉の含蓄を感じる結果となってしまいました。

このアプリはその後全然メンテされなくなってしまいました。(最近改めて作り直そうとしていますが)

作っていて楽しいものを作ろう。自分の趣味に関わるものにしよう。

ここまで3ヶ月間もがいてきて、いまだに収益はほぼゼロ。(英単語のアプリで少しだけ広告費が入りました)
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こうなったらもう、自分が欲しいアプリを作ろう。

そして次に開発したのが「イントロドン」のアプリです。
何を隠そう、冒頭で17万稼いだアプリというのはこのアプリです。

原体験として、私は友人達と年に1回コテージを貸し切って男10人くらいでキャンプすることがあります
そこでみんなでイントロドンを遊んでいたのがとっても楽しかったのです。
次回のキャンプに向けて、イントロドンを出題するためのアプリを作りたいと思いました。

競合のアプリもありますが、UIがあまり好みではない。
自分が欲しいものを作って、あわよくばみんなが使ってくれたらいいな。
という気持ちで作り始め、1ヶ月かけて完成させ、リリースしました。

結果としては、まぁ、ShizukuよりはDLされたな?というくらい

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作っていて楽しかったのもあり、ユーザが少なくてもアプデを重ねていきました。

怒涛のアプデ履歴。平均二日に一回アップデートが来る意味のわからないアプリになっています
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すると、ユーザは安定して増えていくようになり、月間で400ダウンロードにまで伸びました。
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広告収益は 1,106円を記録しました。
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ん?さっきのグラフになにかいましたね。

そう、もう一つアプリを開発してリリースしていました。
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アイドルライブDB、これはアイドルマスターの楽曲やライブのセトリ情報を扱ったデータベースアプリです。

Twitterで作ったことを報告するとその投稿がプチバズって500RTを記録 一気に700ダウンロードを二日でかっさらう事態が起きました。
アイマスPは本当に優しくて、みんなに共有してくれるんですね。
私のアカウントが普段からアイマスのことばかり呟いていることもあり、フォロワーの下地ができていたということでしょう。

ただ、非公式のファンメイドなのでこちらのアプリは完全に非営利。課金も広告も入れていません。
稼ぎを一ミリも考えていない、本当に欲しいだけのアプリです。

再度バズ

次の月、さらに大きくバズります(アイドルライブDBが)
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公式アカウントを作り、そこでアプリ情報を発信していたところ、ツイートをアイドルマスター界隈の有名な人がRTしてくれたことで、1日で1300人がDLするほど盛り上がりました。

一方intro はイントロドンで検索していれてくれる層を取り切ったのか、インストール数はかなり減ってしまい、広告も伸び悩んでいたところで、バズに引っ張られて同じ作者のアプリということでintroの方も伸びるという事態が発生
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クロスセルってこういうこと!?

今までマーケティングできるチャネルを持たなかったintroが、全くお金を稼ごうとしていないアプリに引っ張られて伸びるという皮肉。

おかげさまで、なんとか前月と同じ水準の広告費を収益として得ることができました
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7月、8月に入ると、検索からの流入が増えたのかイントロクイズが安定して伸びるようになっていきました。
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広告収益も既存ユーザと新規ユーザ含めて増えているのか2400円まで伸びていました。
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この時にフレンドマッチを含めたオンライン機能を強化していたので、友達と対戦するために布教してくれるようなことが起きていたのかな?と思います。

順調じゃん、と思いましたか?
この間にも私は毎月3万5千円ほどのAI料金を毎月払い続けています。(他にも色々開発費がかかるので、月当たり4万くらいが固定支出)
Macも買ってるし、激烈に赤字です。
遊んでもらえているのは嬉しいが、本当にほぼボランティアのようなものです。

8月はアイドルライブDBの公式ツイッターでツイートがバズったりして、地道にフォロワーが増えていきました。(当時1000人ほど)
大好きなアイドルマスターのコミュニティーに貢献するのが楽しく、機能をたくさん追加していました。
アプリ自体もOSS化して、みんなで作るアプリとしての地盤を固めていきました。

化学反応

9月に入ったところで、ふと思いつきました。
イントロクイズのアプリで、アイドルマスターの楽曲のみで遊べるモードを搭載したら
アイドルライブDBのユーザが遊んでくれるんじゃないか…?

さっそくアイドルマスターモードを実装して、ツイートしてみたところ

!??!??!!?!??!????!??!?!!?
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1週間で6000人のユーザーが増えちゃった

広告もすごいことになってる。 9/8 なんて1日で1万円 稼いでいる。
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ミュージックカテゴリで1位をとってしまっている
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その後も今までとは比べ物にならないペースで月間8600人もユーザを増やしている
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なにより、広告削除をめっちゃ買ってもらっている
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500円で販売しているから241個売れたら120500円の売り上げだ。
収益ベースだとそこから15%引かれるため102425円の収益になる。

通常Apple税は30%だが、App Store Small Business Program というのがあって100万ドル以下の稼ぎの場合は15%にできる。絶対に申請した方がいい

と言うわけで、アイドルマスターのプロデューサーの皆様のおかげでこのような収益が立てられた、というお話でした

学びとしては

  • 熱意を捧げられるプロダクトが良い。自分が欲しいものを作る
  • マーケティングは大変。作って終わりにならないように、コミュニティに参加するところから始めよう

後日談

バズは落ち着いて、現在では日次で500円ほどの広告収益がある状態です。(月で20000くらいに着地するか)
それなりに達成感があるような結果になったと思ったのですが、よくよく考えてまだありえないくらい赤字です。

Android版を開発するために8万円くらいの端末買ってしまったし、他にも色々費用かかってます
これらの元が取れるのは一体いつになるのでしょうか。
どう考えても現時点ではこの時間分バイトしていた方が収支は良いです。

項目 金額
Claude 293,468
Mac mini 124,800
Android 80,890
開発時間 ??????h
合計 499,158

普段のコードはAIにありえないくらい書かせていますが、この文章だけは100%愛を込めた手書きで書かせていただきました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。できれば私のアプリで遊んでみてください。
アイマスモード以外にもたくさん作っていて楽しく遊べると思います!

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