概略
ウェブサーバーにしようと、CentOS7.6を余っていたデスクトップマシンにクリーンインストールしたので、それの色々な設定について備忘録を記す。今回は、CentOS7.6をminimalインストールした直後に、まずWi-Fiでネットに接続するためにアレコレした奮闘の記録である。
マシン概要
CPU:AMD A8-7600
RAM: Corsair DIMM DDR3 1333 MHz 4GiB (2枚)
SSD: TS64GSSD340 64GB
HDD: Toshiba THNSNJ12 128GB
Wireless interface: Intel wireless 7260
Wi-Fi設定手順
まずは、ネットワークを起動。
service network start
ネットワークデバイスの状態を表示。
nmcli d
結果は以下の通り。
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
lo loopback unmanaged --
enp1s0 ethernet unavailable --
wlp3s0 wifi unmanaged --
無線LANデバイスは動いているので、利用できるアクセスポイントを表示。
$ nmcli dev wifi list
IN-USE SSID MODE CHAN RATE SIGNAL BARS SECUIRY
何も表示されない。
NetworkManager-wifiが、インストールされていないことが原因だと考えられたため、USB経由でインストールすることにした。
別のマシンで、ネットからNetworkManager-wifiのrpmファイルをダウンロードして、USBメモリ経由でインストール。
sudo fdisk -l
で、USBデバイスを確認。
sudo mount /dev/sdc /mnt
でデバイスをマウント。
sudo rpm -i /mnt/*.rpm
でインストール。
ネットワークマネージャを再起動。
systemctl restart NetworkManager
すると、
nmcli dev wifi list
IN-USE SSID MODE CHAN RATE SIGNAL BARS SECUIRY
SSID Infra 124 405 Mbit/s 44 ** WPA2
目的のアクセスポイントが検出された!
さっそく接続。
nmcli --ask dev wifi connect SSID
- SSIDの部分は、接続したいネットワークのSSIDを入力。
- パスワードを聞かれるので、入力。
接続されていることを確認。
nmcli d
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
wlp3s0 wifi connected SSID
lo loopback unmanaged --
enp1s0 ethernet unavailable --
これでWi-Fi経由で色々インストールして、サーバーのセットアップができる!