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Google Cloud Certified: Professional Cloud Database Engineer受験記

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はじめに

Google Cloud Certified: Professional Cloud Database Engineer試験の受験記録です。

Professional Cloud Database Engineer とは

Google Cloudの試験の中でも、Google Cloudでのデータベーの設計・実装・トラブルシューティングなどに関する能力を評価する試験です。
具体的に評価される能力については以下となっています。
公式サイト より抜粋

  • スケーラブルで可用性の高いクラウド データベース ソリューションを設計する
  • データ ソリューションを移行する
  • 複数のデータベース ソリューションにまたがるソリューションを管理する
  • Google Cloud にスケーラブルで可用性の高いデータベースをデプロイする

難易度としては、他のProfessional試験と比較するとやや低く感じました。
Google Cloudが提供しているデータベースサービスごとユースケースを理解したうえで、各サービスの知識をインプットしておくことが合格への近道のように思います。
なお、本記事執筆時点(2024年9月)で、Professional Cloud Database Engineer試験は日本語試験に対応していません。今回は、初めて言語を英語にして受験しましたが、問題文自体に出てくる単語や表現については特別難しいものではなかったです。

学習フロー

今回は以下のような学習フローで学習しました。

学習のポイント

  • データベースサービス
    • Cloud SQL
      • Google Cloud上でマネージドなリレーショナルデータベースを提供
      • 高可用性構成、リードレプリカなど対応
    • Sppaner
      • グローバルでリレーショナルデータベースを使いたいとき、まずはこれ
      • ユースケースに合わせてCloud SQLと使い分ける感じ?
    • Bigtable
      • Google Cloud上でマネージドなNoSQLデータベースを提供
      • IoTデバイスからのデータ格納用のデータベースとしての利用が主なユースケース
      • 他のDBにも言えるが、テーブル設計が重要
        • データの偏りを特定するためのツール(Key Visualizer)あり
    • Firestore
      • Google Cloud上でマネージドなドキュメントデータベース(NoSQLデータベースの1種)を提供
      • モバイルアプリ向けのデータベースとしての利用が主なユースケース
        • オフラインモード という機能により、インターネット接続が不安定な環境でもローカルキャッシュにデータを保存して、インターネット接続が再開すると、Firestoreへの同期を再開できる
  • データベースサービス以外のデータベースデプロイ
    • Compute Engine
      • インスタンスを作成して、データベースをデプロイ
        • 運用面の考慮が必要になる
    • Bare Metal Solution(Bare Metal Solution for Oracle)
      • Google Cloudのベアメタルサーバーを利用できるサービス
      • 主なユースケースは、OracleデータベースのGoogle Cloud上への移行
  • Google Cloudへの移行
    • ユースケースに合わせて前述のデータベースサービスを選択できるようにしておく
    • RTO/RPO、コスト、運用面などの要件も考慮必要(=選択する移行方法が変わってくる)
    • 移行関連のサービス
      • Database Migration Service (DMS)
      • Datastream
  • データベースの管理
    • データベース接続、アクセス制御
      • VPC(パブリックIPかプライベートIPのどちらへ接続するか、VPC Peering、Shared VPC、Private Service Accessなど)
      • IAM(サービスアカウント、IAMデータベース認証、フラグなど)
      • Cloud SQL Auth Proxy

まとめ

今回はProfessional Cloud Database Engineerについて書いてみました。
今後も精進していきます。
簡単な記事ではありますが、いつか、どなたかの参考になれば幸いです。

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