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Google Workspace Administrator 学習メモ:その1

Last updated at Posted at 2024-12-14

学習メモ

  1. Google Workspace とは
    Google Workspace(旧称: G Suite) は Google 社が提供する業務に必要なツール(アプリ)を統合したビジネス向けグループウェア。
    Gmail、Google カレンダー、Google Meet、Google ドライブなど利用可能。
    Google Workspace: ビジネスアプリとコラボレーションツール

  2. GWSのエディション

    1. Buissiness
      • ユーザー数が 1~300 人のビジネス向けの生産性向上スイート
      • 中~小規模な組織向け
      • Starter、Standard、Plusの3種類がある
        - Starter:ユーザーあたり 30 GBのストレージ プール
        - Standard:ユーザーあたり 2 TBのストレージ プール
        - Plus:ユーザーあたり 5 TBのストレージ プール
    2. Education
      • 所定の要件を満たす教育機関向けの割引されたスイート。小学校から高等教育機関までご利用いただける、指導と学習用の生産性向上ツールスイートが含まれている
      • Fundamentals、Standard、Plusの3種類がある
        - Fundamentals:無料で利用できる、安全で使いやすい。Google ドキュメント、Classroom、Meet、Gmail、フォーム、Chat などのアプリにアクセス可能
        - Standard:Fundamentals の機能をベースに構築された有料エディション。高度なセキュリティ ツールと分析ツールを利用可能
        - Plus:Fundamentals と Standard のすべての機能に加え、高度なセキュリティと分析機能、学習をより豊かでパーソナライズされたものにする使いやすいツールを利用可能
    3. Enterprise
      • 無制限のユーザーに対する優れたセキュリティと高度な制御が追加で利用可能
      • 大規模な組織向け
      • Standard と Plus の2種類がある
        - Standard:フレキシブルなストレージおよびエンタープライズ レベルのセキュリティと管理機能を備えた、生産性向上とコラボレーションのアプリスイート
        - Plus:フレキシブルなストレージおよびセキュリティとコンプライアンスの最先端機能を備えた、生産性向上とコラボレーションのツールセット
    4. Essentials
      • Gmail を使用しない生産性向上ツールとコラボレーション ツール
      • 既存のメール ソリューションとのシームレスな統合を実現できるように設計
      • Starter、Essentials 、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus の4種類がある
        - Starter:最大 100 ユーザーのチームでコラボレーション ツールとビデオ会議を利用可能。無料
        - Essentials:コラボレーション ツールとビデオ会議、高度なセキュリティ機能、ストレージ プール、ポリシー管理を利用可能。新規受付を終了している
        - Enterprise Essentials:コラボレーション ツールと大人数で参加可能なビデオ会議、高度な機能、大容量のストレージ プール、エンタープライズ レベルのセキュリティと管理機能を利用可能
        - Enterprise Essentials Plus:生産性とコラボレーションを促進する高度なセキュリティとコンプライアンス管理、および、ユーザー 1 人あたり 5 TB のストレージ プールを利用可能
  1. Google Vault
    1. Google Workspace のデータ保持と電子情報開示(e-Didcovery)=電子的に保存される情報のためのツール
      • Google Vaultを利用することで、組織のデータに対して以下を実施できる
        • 保持(Retention)
          → 運用、コンプライアンス要件に基づき、一定期間のデータを保存する、または一定期間過ぎたデータを削除するためのもの
        • 記録保持(Hold)
          → 法的義務などデータが削除されないようにするためのもの
        • 検索と書き出し
    2. 利用可能なエディション
      • Buissiness Plus
      • Education
      • Enterprise
      • Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus
    3. 特徴
      • 停止中のアカウントからでも情報を取得可能
        ※ ユーザーを削除すると、そのユーザーのアカウントに紐づくすべてのデータが削除される。よって、削除ではなく停止することが推奨されている。また、退職者などが出た際にはアーカイブユーザーライセンスを利用することで、データを組織で保持できる
      • 本人のメールボックス内の情報を本人に気づかれることなく検索可能
      • 削除済みアイテムも(残っていれば)アーカイブから検索可能
      • 管理単位:案件(matters)
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