Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900):試験合格に向けた学習内容のまとめ
今回の学習内容
◆「コスト削減に役立つオプション」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure での ID とガバナンスの管理
◇対応するモジュール
コスト削減に役立つオプション
※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104):Azure での ID とガバナンスの管理「リソースタグ」
コスト削減に役立つオプション
◆Reservations
・1年分/3年分の前払い(月払いも可)で使用するリソースの割引を受けることができる
・従量課金制の料金を最大72%削減可能
・対象のサービス(一部)
-VM
-SQL Databaseのコンピューティング容量
-Azure Cosmos DBのスループット
・予約購入時に選択した属性と一致するリソースの使用に割引が適用
⇒リソースを停止させた場合、属性が一致する指定スコープ内の別のリソースに自動適用
⇒一致するリソースが無い期間も予約割引期間は消費される
・属性の例
-SKU
-リージョン
-スコープ(管理グループ/サブスクリプション/リソースグループ)
・例:VMを1台分1年間の予約購入をした場合
-VM1/VM2:予約購入時に指定したサブスクリプション/SKU/リージョン
-VM3:予約購入時の指定と異なるSKU(それ以外は同じ)
◆Azureハイブリッド特典
・対象ユーザ:ソフトウェアアシュアランスを含む対象製品のライセンスを持つユーザ
・対象製品(オンプレミス)
-Windows Server
-SQL Server
-Red Hat Enterprise Linux
-SUSE Linux Enterprise Server
・オンプレミスからAzureへの移行にかかるコストを節約可能
・Azureハイブリッド特典の節約計算ツールで節約額の確認が可能
◆Azureクレジット
・Visual Studioサブスクリプションのユーザは月単位のAzureクレジットを利用可能
例:Visual Studio EnterpriseではUSD150クレジット/月を利用可能
・Azureが開発/テスト用の自分専用のサンドボックスとなる
◆Azureリージョン
・リージョンごとに価格が異なる場合がある
⇒別のリージョンを選択して節約できるか確認
◆予算
・Cost Managementの予算作成機能によるコスト分析が可能
・特定期間中の支出を監視し、コストを積極的に管理
◆料金計算ツール
・Azureのすべての領域における見積もりを提供可能
次の学習内容
◆管理グループ
学習内容をまとめたページの一覧