Azure Administrator(AZ-104)：Azure管理者向けの前提条件「AzureへのARMテンプレートのデプロイ」

Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Administrator(AZ-104)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始め、AZ-900取得後の資格としてAZ-104取得を目指している方の参考になれば幸いです。
※AZ-900の内容は本投稿では省略しております。再度復習したい方は下記をご参照ください。
Azure Fundamentals(AZ-900)：試験合格に向けた学習内容のまとめ

今回の学習内容

◆「AzureへのARMテンプレートのデプロイ」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
AZ-104:Azure 管理者向けの前提条件
◇対応するモジュール
Azure Resource Manager テンプレート構造を探索する

※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Administrator(AZ-104)：Azure管理者向けの前提条件「Azure CLIによるAzureリソースの作成」

AzureへのARMテンプレートのデプロイ

ARMテンプレートのデプロイ方法

・ローカルテンプレートをデプロイ → 手動でテンプレートを実行
・リンクされたテンプレートをデプロイ → あるテンプレートと連動して実行
・CI/CDパイプラインによるデプロイ → 自動的にテンプレートを実行
　※一般的なパイプラインの2つの例：Azure Pipelines、GitHub Actions

ローカルテンプレートをデプロイするコード例

・デプロイの名前(デプロイの管理用)：「testdeployment1」
・テンプレートファイル：「testdeploy.json」
　⇒デプロイのたびにパスを指定する必要がなくなるため、変数で定義しておくことを推奨
・デプロイするリソースグループ：「$RSGroup」(すでに変数で定義済みと仮定)

PowerShell

$templateFile = "testdeploy.json"
New-AzResourceGroupDeployment `
  -Name "testdeployment1" `
  -ResourceGroupName $RSGroup `
  -TemplateFile $templateFile

※コマンドの意味
・New-AzResourceGroupDeployment
リソースグループにリソースを作成
・「`」
入力中に改行させるためのコマンド(省略する場合はすべて一行で記述)
・Name
デプロイを管理するための名前を指定
・ResourceGroupName
テンプレートをデプロイするリソースグループを指定
・TemplateFile
使用するARMテンプレートを指定

次の学習内容

◆ARMテンプレートのパラメーターコード例

学習内容をまとめたページの一覧