Microsoft Learnを用いたMicrosoft Azure Fundamentals(AZ-900)の試験内容をまとめる投稿です。
この投稿ではMicrosoft Learnで学ぶ内容をできるだけ簡潔にまとめております。
Azureの勉強を一から始める方の参考になれば幸いです。
今回の学習内容
◆「Azure Cost Managementツール」
◇対応するMicrosoft Learn ラーニングパス
Azure の基礎: Azureの管理とガバナンスについて説明する
◇対応するモジュール
Azure Cost Management ツールについて説明する
※前回の投稿は下記から確認できます。
Azure Fundamentals(AZ-900):Azure の基礎: Azureの管理とガバナンスについて説明する「料金計算ツールと総保有コスト計算ツール」
Azure Cost Managementツール
リソースのコスト管理や自動化、アラームの作成が可能
コスト分析
・コストを簡単に視覚化し、請求サイクルやリージョンなど様々な方法で合計コストを表示可能
・コスト発生元の把握や消費傾向の識別、一定期間の累積コスト表示など、組織のコスト調査や分析も可能
コストのアラート
◆予算アラート
・使用量とコストに基づいて、アラート条件で定義した額に支出が達するか超えた場合に自動的に通知
・Azure Portalでは、予算はコストによって定義
・Azure Consumption APIを使用する場合は、予算はコスト/使用量によって定義
・アラートの生成後、アラートの表示とアラート受信者への電子メール送信を実施
◆クレジットアラート
・Azure 前払い(旧称:年額コミットメント)が消費されると通知
※Azure前払いはエンタープライズ契約(EA)を使用する組織用
・アラートは前払いクレジットの使用量が90%および100%になると自動的に生成
・アラートの生成後、アラートの表示とアラート受信者への電子メール送信を実施
◆部署課金クォータアラート
・部門の課金がクォータ(割当)の固定しきい値(50%または70%)に達すると通知
・課金クォータはEAポータルで構成
・しきい値に達すると、部署の所有者に電子メールを送信し、アラートを表示
予算(Budgets)
・Azureの使用制限を設定
・サブスクリプション、リソースグループ、サービスの種類、その他の条件に基づいて予算を設定
・予算を設定する際に、予算アラートも設定
・予算アラートのトリガー条件が発生した後に、リソースを中断/変更する自動化も可能
次の学習内容
◆タグの目的
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