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LINE: 公式アカウント入門(7) - 簡単なメッセージを投稿する

Posted at
実施環境:

Microsoft Edge 139.0.3405.86 (64bit)
iOS 18.6
LINE 15.12.1

0. 概要

「メッセージ」は、 LINE 公式アカウントを運用する際の基本となる機能です。
LINE 公式アカウントにおいて文章や画像などを配信する際は、このメッセージという形をとります。

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今回は、このメッセージについて紹介していきます。

1. メッセージの作成画面

メッセージの作成画面は、「ホーム」タブの左メニュー、「メッセージ配信」⇒「メッセージを作成」から開けます。

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2. メッセージの作成

2.1. メッセージフォーマット選択

まずは、メッセージのフォーマットを選択してみましょう。
メッセージ左上のアイコンから、メッセージフォーマットを選択できます。
なお、メッセージフォーマットを変更する場合は、そのメッセージに入力されているテキストなどの内容を一度削除する必要があります。

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基本的なフォーマットとしては、「文章」「画像」「音声」「動画」「 LINE スタンプ」が使用できます。

  • テキスト: 500 文字以内の文章、左下の「絵文字」をクリックすることで絵文字も使用可能

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この文字数のカウントにおいて、半角全角や日本語、英語、数字、記号などは考慮されません。
例えば、半角の1、全角の、漢字のは全て 1 文字としてカウントされます。

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改行も 1 文字としてカウントされます。
なお、改行文字は LF です。

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絵文字も1文字としてカウントされます。

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  • 写真: 10 MB 以内の JPG 、 JPEG 、 PNG ファイル

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  • 動画: 200 MB 以内の MP4 、 M4V 、 MOV 、 AVI 、 WMV ファイル

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  • ボイスメッセージ: 200 MB 以内の WAV 、 MP3 、 M4A 、 AAC 、 OGG ファイル

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  • スタンプ: LINE スタンプ

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なお、使用できるのは標準スタンプのみです。
自作のスタンプなどは使用できません。

より高度なメッセージとしては、以下のようなものが使用できます。
なお、本記事では紹介しません。

  • リッチメッセージ:事前に作成したリッチメッセージ(リッチメニューをメッセージにしたようなもの)

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  • リッチビデオメッセージ:事前に作成したリッチビデオメッセージ(リッチメッセージの動画版)

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  • カードタイプメッセージ:事前に作成したカードタイプメッセージ(画像や文章などを横並びにしてスワイプで動かせるようにしたもの)

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それ以外に、以下のようなアイテムもメッセージとして配信できます。
こちらも、本記事では省略します。

  • クーポン:事前に作成したクーポン

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  • リサーチ:事前に作成したリサーチ(投票やアンケートといったことができるもの)

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2.2. メッセージ追加

メッセージ下の「追加」をクリックすると、一度に送付するメッセージを最大 3 つまで増やすことができます。

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2.3. メッセージ順序入れ替え

メッセージ右上の「∧」「∨」をクリックすると、メッセージの順序を入れ替えることができます。

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2.4. メッセージ削除

メッセージ右上の「×」をクリックし、確認メッセージで「削除」をクリックすると、メッセージを削除することができます。

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3. 配信の設定

3.1. 配信先の絞り込み

メッセージの配信先を、友だち登録したユーザ全員ではなく何らかの条件を満たす一部のユーザに絞り込みたい場合は、「配信先」を「すべての友だち」から「絞り込み」に変更します。

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絞り込みには、「オーディエンス」と「属性」の 2 つの方法があります。
どちらも、正しく使えば配信のコストパフォーマンスを高めることができます。

  • オーディエンス:「特定のリンクをクリックしたユーザ」「特定の QR コードから友だち登録したユーザ」などの条件で作成できるユーザグループ
  • 属性:「ユーザが保有するスタンプ」「ユーザが友だち登録している公式アカウント」などから LINE 側が集計、付与するユーザ情報

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また、絞り込み条件に対して 100 文字以内で管理用の名前を付与することも可能です。

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ただし、絞り込み後の人数が、オーディエンスの場合は 50 人以上、属性の場合は 100 人以上いないと絞り込みはできません。
そのため、これらの絞り込みを使用するためにはかなりの数の登録ユーザが必要となります。

ユーザの種類ではなく数をベースに絞り込みたい場合は、「高度な設定」の「配信メッセージ数の上限を指定」にチェックを入れ、配信するメッセージ数を入力します。
ここで入力する数字は、絞り込みをしない場合のメッセージ数より少ない値を指定する必要があります。
これを指定した場合、絞り込んだ配信先の中で、指定したメッセージ数分だけランダムなユーザに配信が行われます。
こちらは主に契約プランの関係で全員にメッセージが遅れない場合などに使用されます。

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3.2. LIME VOOM 投稿

メッセージ内容を LINE VOOM へも投稿したい場合は、「高度な設定」⇒「 LINE VOOM に投稿」にチェックを入れます。

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LINE VOOM は LINE における写真やショート動画メインの SNS です。
旧タイムライン機能をリニューアルする形で開始しました。

https://guide.line.me/ja/linevoom/howto-linevoom.html

ただ、 LINE VOOM 自体今後徐々に縮小、廃止されていく方向のようなので、この項目を使うことはほぼ無いかもしれません。

https://www.lycorp.co.jp/ja/ir/presentations/earnings.html

3.3. キャンペーン設定

「高度な設定」⇒「キャンペーンを設定」にチェックを入れてキャンペーンを選択すると、 1 つのメッセージに対しキャンペーンを 1 つまで設定することができます。

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このキャンペーンはユーザ側に何か影響を与えるようなものではなく、公式アカウントの運用者側が利用するタグのようなものです。
今回は詳しく紹介しませんが、分析集計を行う際にキャンペーン単位でメッセージをまとめることができます。

4. 配信

配信前に、右下の「プレビュー」から配信内容の見え方を確認するようにしましょう。

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公式アカウントに紐づけ済みの管理者・運用担当者 LINE アカウントがあるなら、「テスト配信」をクリックすることで、紐づいた LINE アカウントへ、正式に投稿する前にテストとしてメッセージを投稿することができます。

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4.1. 即時配信

メッセージを即時配信する場合は、まず配信日時を「今すぐ配信」にします。

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「配信」をクリックし、確認メッセージで再度「配信」をクリックします。

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正常に配信が受け付けられた場合は、画面右上に「メッセージの配信を受け付けました」というメッセージが表示されます。

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4.2. 指定日時に配信

メッセージの配信タイミングを即時でなく特定の未来の日時にしたい場合は、まず「配信日時」を「今すぐ配信」から日時指定に変更します。

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配信日時は分単位まで指定できます。

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配信日時を指定した場合、ボタンに表示される文字列が「配信」から「配信予約」に変わります。

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この「配信予約」をクリックした後、確認メッセージで「配信」をクリックすれば配信がセットできます。

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正常に配信が受け付けられた場合は、画面右上に「メッセージの配信を受け付けました」というメッセージが表示されます。

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5. 下書き保存

作成したメッセージを下書きとして一時保存したい場合は、「下書き保存」をクリックします。

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画面右上に「保存しました」と表示されれば保存成功です。

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6. 配信・予約・下書きメッセージ、メッセージ配信可能残量の確認

配信済み、配信予約済みのメッセージや下書き保存したメッセージは、「ホーム」タブをクリックして左メニューの「メッセージ配信」⇒「メッセージリスト」から確認できます。

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下の表の「配信予約中」「下書き」「配信済み」「配信エラー」タブから、それぞれ配信予約済みのメッセージ、下書き保存したメッセージ、配信済みのメッセージ、配信に失敗したメッセージの一覧が確認できます。

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同時に、上のグラフからは契約プランにおいて今月配信可能なメッセージ数の残量が確認できます。
なお、このグラフはリアルタイムではなく日次更新なので、タイミングによっては反映までに 1 日以上かかることもあるのに注意してください。

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7. 下書きメッセージの編集

下書きメッセージを編集する場合は、一覧から編集したいメッセージの「内容」(「 ID 」でも可)をクリックし、右上に表示される「編集」をクリックします。

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8. 配信・下書きメッセージのコピー

配信済みメッセージや配信予約メッセージ、下書きメッセージの右の「…」⇒「コピー」を選択すると、そのメッセージをコピーして新しいメッセージを作成することができます。

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9. 配信予約・下書きメッセージの削除

配信予約メッセージや下書きメッセージを削除する場合は、削除したいメッセージの右の「…」⇒「削除」を選択し、確認メッセージで「削除」をクリックすると削除できます。

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10. 配信予約メッセージの配信中止

一度配信予約したメッセージを配信中止にする場合は、一覧から配信を中止したいメッセージの「内容」(「 ID 」でも可)をクリックし、左上に表示される「予約を解除」をクリック、確認メッセージで「解除」をクリックします。

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