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3年後に向けた備忘録_AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験(SAP-C01)

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はじめに

2022年9月にSAP-C01の試験に合格しました。😲
試験バージョンが2022/11/15から改訂されますし、単に運がよかっただけな気もしますが、
再認定(約3年後)の準備を始めるときに前回受験時のことを思い出すのも面倒なので、備忘録を残しておくことにします。📝

試験の概要

AWS Certified Solutions Architect - Professional 
  180分75問(採点対象:65問)
  採点   100~1000(合格:750~)
  試験料  33000円(税込)
  出題形式 全て選択式(正答数は明示される、1~3つ)。問題の後戻り可能。

私の受験した試験バージョンでは、試験ガイドをみるかぎり、Well-Architected Frameworkは5本目までが試験範囲で、6本目 持続可能性は試験範囲外でした。

AWSに関わるまでの経緯

2021年4月 新しい領域(パブクラ案件)への参画に向けたアピールのため、SAA-C02のお勉強開始。😤
   5月 GWの大半をお勉強に捧げて、SAA-C02に合格したものの、AWSに触れる機会につながらず...😰
 10月以降 お仕事が変わり、社内向けWebシステムの運用業務に関わる傍らで、同システムの更改(オンプレ仮想基盤からAWS基盤にリフト)にも関与しだす。😀
      職場のSREチームの定例会に出席(聞き専)したり...🦇

SAP受験までの経緯

2022年4-5月頃 2022年度上期の目標としてSAP-C01の受験を雇い主様宛に宣言。😤
      同僚におすすめされた参考書を2冊購入するも、初見のAWS用語(クロスアカウント、STS、AWS SSOとか)に凹み挫折...😨
      SAPの事はいったん忘れて、お勉強(DR、DNS、LB、SAMLとか)...😵
 6-7月頃 新卒の新規メンバー向けにOJTネタの下調べを兼ねてAWS Hands-on for Beginnersを何本か実践。😐
      初のハンズオンを通じて、百聞は一見にしかず、を実感するも無闇に本数をこなすうちに飽きる...😪
      参考書に再度着手するも、夏バテ気味?なせいか捗らず...😱
 8月   近所のジムに入会したことをきっかけにSAP対策そっちのけで筋トレ動画にハマる
 9月   参考書の完走を諦めて、1冊分の模擬問題を1周だけこなして受験会場へ... ※雇い主様からの費用補助を受けるには上期中に受験する必要アリ
      試験時間をフルタイム費やして選択問題をポチり続けた結果は 合格(761点)。結果オーライ?😅
      SAPの受験対策に費やした勉強時間は100h位でしょうか?あまり覚えてないです...😶

勉強の内容

受験対策としてやったこと

・先人の体験談から情報収集
AWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP)取得のための勉強方法と試験前に心がけたこと
【体験記】AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル試験(SAP)に合格する方法
 
・参考書でお勉強
AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
 SAP取得済みの同僚におすすめされた書籍です。2020年6月下旬刊行と少し古いのが気になりましたが、とてもよい模擬問題付き参考書でした。
 ほぼ同じ問題は2-3問しか出題されませんでしたが、とても参考になりました。模擬問題の観点/難易度/文量の再現度がとてもイイ感じでした。
 わかりやすい図説がそこそこあり、参考書としてもデキがよかった印象です。

・公式Webサイトのサンプル問題でお勉強
公式Webサイトのサンプル問題(10問)
 同じ問題は出題されませんでしたが、参考になりました。模擬問題の観点/難易度がイイ感じでした。

ななななんと!AWS認定の模擬試験が無料になりました!!
 存在を忘れていて利用しませんでした。参考になったのかもしれません。

受験対策とは別にやったAWSのお勉強 その1:AWS Hands-on for Beginners

SAP試験に直接的には関係ありません。が、ハンズオン経験ゼロではイメージがわかな過ぎて辛かったのでやりました。(少なくとも私はそうでした。)
受験までスケジュールに余裕があり、かつハンズオン経験ない方であれば何本か実践することをオススメします。(マジメにハンズオンすると1本あたり約2hかかりますが...)
私の場合、7-8本ほどこなして1000円弱ほど課金されました。(従量課金なので後片付けを忘れると出費が嵩みます。少なくとも私は忘れました。)😒

◆試験にあまり関係ないし、面白い内容ではありませんが、AWSの個人アカウントを持つ上での必須知識を語ってた気がします。
ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ
Security #1 アカウント作成後すぐやるセキュリティ対策

◆"エンドポイント" ときいてピンとこない人は素直にやった方がよいです。
Network編#1 AWS上にセキュアなプライベートネットワーク空間を作成する

◆あとは気になったコンテンツを2-3本やればイイと思います。(無闇に本数こなしても飽きます)
AWS 上で静的な Web サイトを公開しよう!
Amazon EC2 Auto Scaling スケーリング基礎編ほか

受験対策とは別にやったAWSのお勉強 その2:AWS Blackbeltほか

お仕事の関連で独習した内容なのでSAPの出題範囲を気にしてません。出題に関連するネタもありますが網羅してないです。

AWS Blackbeltでお勉強
  Amazon Virtual Private Cloud (VPC)
  Amazon Route 53 Resolver
  Amazon Route 53 Hosted Zone
  CON261 サービスディスカバリとAWS Cloud Map
  AWS Direct Connect
  オンプレミスと AWS 間の冗長化接続
  Elastic Load Balancing (ELB)
  Amazon Simple Storage Service (S3)
  Amazon Elastic File System (EFS)

◆DNSについて
初心者のためのDNS運用入門- トラブル事例とその解決のポイント
DNSの設定は正しいか?~nslookup/ipconfig~
DNSレコードの種類について【A,CNAME,MX,TXT】
FQDNとは
JPRS 用語辞典

◆LBについて
Elastic Load Balancing (ELB)
ロードバランサをはじめから
TCP/IPをはじめから

◆AWS のディザスタリカバリ (DR) アーキテクチャについて
パートI:クラウドでのリカバリの戦略
パートII: 迅速なリカバリによるバックアップと復元
パートIII: パイロットライトとウォームスタンバイ
パートIV: マルチサイトアクティブ/アクティブ

◆マルチAZでクラスタ構成について
CLUSTERPRO X 5.0 向け HAクラスタ 構築ガイド(第2版)

◆CDNについて
Amazon CloudFrontの概要
情報処理安全確保支援士試験(SC) 令和4年度春期 午後Ⅱ問2

◆セキュリティについて
うわっ…AWSのセキュリティ系サービス、多すぎ…?オンプレエンジニアにも分かりやすく整理してみた

◆リリース方法について
リリース手法多すぎワロタァ B/G、カナリア、機能フラグ、ダークローンチ、A/Bテスト、、など

再認定に向けてのまとめ ※新試験バージョンではアテにならないかも...

・先人の体験談から情報収集し、当時の試験バージョンにおけるイイ感じの問題集(参考書)をみつける。
・AWSサービス名 & 目的 & 使い方 を網羅的に知っておけば概ね大丈夫。サービス仕様や制約の深堀りはいらない。消去法でなんとかする。
Well-Architected Frameworkの読み込みは試験対策としては不要。出題の粒度はもっと細かい(例:可用性あげたい→XXな構成にする)
・試験時間は不足気味だけど、日本語の文章題 & 選択式 なので迷うのをやめればなんとかなる。10秒将棋みたいなイメージ。

さいごに

雑な受験対策でも一発合格できたのは、
 ◆イイ感じの問題集(参考書)
 ◆SREチームの話を聞ける恵まれた環境
 ◆出題範囲と被る業務内容(ちょうど要件定義フェーズだったAWSリフト案件)
の要素が揃っていたからだと思います。

これで、当分の間(有意性の3年間)はAWS資格の受験対応に煩わされません。😌
(従量課金に配慮する必要があるとはいえ)個人でもエンプラグレードのリソースにインターネット経由で触れられるのがパブクラの魅力かと思いますので、(余裕があれば)Webアプリの制作とかにも挑戦してみたいです。
一気通貫(アプリ〜インフラ)でつくれる程度に慣れておけば、そこそこの労力(3-4週の受験対策)で再認定とれるのではないでしょうか。😜

以上

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