##Eclipseを入手する
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Eclipse公式ダウンロードサイトを開いて、「Eclipse IDE for PHP Developers」のところへ移動する。右側の「Windows 64-bit」リンクをクリックする。
- Downloadボタンをクリックしてzipファイルをダウンロードする。
- eclipse-php-2019-09-R-win32-x86_64.zipを解凍する。
##Lazy Serviceをインストールする
Lazy Serviceのインストール方法は、下記の記事を参照してください。
[ Lazy ServiceでApache+PHP動作環境を構築してみる ]
構築後、Lazy Serviceのモジュール(64bitの場合)は"C:\Program Files\LazyService"フォルダに格納される。
##Eclipseで新規プロジェクトを作成する
1.Eclipseを起動すると、Workspaceを"C:\workspace"で指定して、[Launch]ボタンをクリックする。
起動中…
2.EclipseにPHP.exeを指定する
2-1. Welcomeページが出たら、「Add PHP Executable」をクリックします。
2-2. 「Installed PHPs」画面で「Add」ボタンをクリックする
2-3. 「New PHP Executable」画面でExecutable Path値をLazy Service(64bit)インストール先のPHPフォルダに7.3バージョンのphp.exeで設定する。「Next」ボタンをクリックする
2-4. デバック接続ポートは9000のままで、[Finish]ボタンをクリックする。
2-5. それで、PHP実行環境の設定が完了です。[Apply and Close]ボタンをクリックして設定画面を閉じる。
3.新規プロジェクトを作成する
3-1. Welcomeページに、「Create a new PHP project」をクリックします。
3-2. Project Nameに"sample"を入力して、[Finish]ボタンをクリックする。
3-3. 以下のように"sample"プロジェクトが作成された。
3-4. "sample"プロジェクト → New → Fileで新規ファイル作成画面を開き、File Nameに"index.php"を入力し、[Finish]ボタンをクリックする。
3-5. index.phpファイルが作成され、その中にを入力してファイル保存する。
Xdebug動作確認のため、Eclipse画面のそのまま保持してください。
##Lazy ServiceをXdebug状態に設定する
- [APACHE] -> [Normal]で下記の値を設定して[Save]ボタンをクリックする。
Server Root: C:\Program Files\LazyService\Apache\2.4
Document Root: C:\workspace\sample
PHPModule: 7.3
2.「PHP」->「Extension」->「xdebug-2.7.2-7.3-vc15-x86_64」を選択状態に設定する。
3.「PHP」->「Xdebug」->"remote"ラジオボタンを選択状態にし、赤枠中の各項目に値を入力する。
4.「PHP」-> [Save]ボタンをクリックする。
5. [SERVICE] -> Apache 2.4を選択して[START]をクリックする。
##Xdebug動作確認
上記手順で、Xdebug動作環境ができたので、ブラウザを開き、アドレスバーに "http://localhost" を入力する。
すると、Eclipse IDEから"Confirm Perspective Switch"ポップアップ画面が飛び出して、[Switch]ボタンをクリックする。
index.phpの1行目に止まって、Xdebugが動作している様子がわかる。
そして、F8キーをクリックすると、次へ実行され、index.phpの内容phpinfo()がブラウザに表示される。
以上で、Xdebug動作環境ができていることが確認できた。
最後、もしXdebug動作を中止したい場合、「PHP」->「Xdebug」-> [remote] -> [enable]のチェックボックスにチェック外して、まず「PHP」-> [Save]で変更内容を保存し、次は [SERVICE] -> "Apache 2.4"を選択 -> [RESTART]ボタンで再起動すれば、Xdebugのデバック状態が解除される。
それは開発途中でサーバ動作モードを切り替えする際、早くて便利なのですごく助かる。