はじめに
Amazon Aurora は、MySQL や PostgreSQL と互換性がありながら、高可用性と高速性を備えたマネージドデータベースサービスです(めちゃくちゃ試験に出ますよね💦)。
このサービスです!
無料クレジットがかなり残りそうな気配があるので、思い切ってAuroraを使ってみようと思いました...。 Aurora MySQL を対象に、手軽にクラスタを作成して接続する技術検証を行いましたので、まとめてみました!
今回の検証ゴール
- Aurora のクラスタ作成手順を理解する
- DB接続確認を行う
AuroraやRDSについては、過去の記事でもまとめているので参考にしてみてください!
実際にやってみた
Aurora クラスタ作成手順(MySQL)
1. VPCの確認
Aurora は VPC 内に展開されるため、適切な VPC・サブネットが必要です。
- 異なるAZにサブネットが2つ以上あること
- DBサブネットグループの作成が必要
VPCなどは、こちらの過去記事を参考にして作成しています。
2. DBサブネットグループ作成
- マネジメントコンソール → RDS → サブネットグループ作成
- 名前、説明を設定
- VPCを選択
- DBで使いたいサブネット(最低2つ)を選択
こんな感じで作成しました!
3. Auroraクラスタの作成
RDS → 「データベースを作成」から、「Amazon Aurora」 を選択(MySQL 互換を選ぶ)します。
テンプレートについては、今回は「本番稼働用(プロダクション)」を選択し、設定項目ではマスターユーザー名やパスワードを入力してください。
クラスターストレージの設定は、特に変更せず「Aurora Standard(スタンダード)」のままで問題ありません(必要に応じて修正してください)。
インスタンス構成についても、デフォルトでセットされている内容をそのまま使用しています。
「可用性と耐久性」の項目では「マルチAZ配置」を選択し、DBサブネットグループは事前に作成しておいたものを選びました。
セキュリティ設定では、インバウンドルールとして以下の通信を許可しています:
-
MySQL/Aurora(ポート3306)
-
検証用EC2や自身のIPアドレスからのアクセス
その他の細かい設定は省略しますが、最後に「データベース作成」ボタンを押して、作成が完了するのを待ちます。
いい感じに作成されてそうです!
接続して確認してみた
接続元の EC2 インスタンスなど から以下で接続(例:MySQL クライアント)
mysql -h <エンドポイント> -P 3306 -u <マスターユーザー> -p
エンドポイントは RDS の詳細ページの「クラスターエンドポイント」から確認できます。
実際に問題なく接続できました!
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
Aurora の構築についてはあまり経験がなく(コストの問題もあり...)、これまで手を出せていませんでしたが、今回実際に接続まで試せたことで、イメージがつかめてよかったです。
今後も、まだ使ったことのない AWS サービスに積極的に触れて、少しずつ技術検証を進めていきたいと思います...!