1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

No-IPを使って無料でドメインを取得し、自宅サーバーやリモートアクセスを便利にする方法

Last updated at Posted at 2024-09-20

はじめに

本記事では、No-IPを利用して無料でドメインを取得する方法について詳しく説明します。

これまで、お名前.comなどで有料のドメインを購入することが多かったですが、No-IPを利用することで無料でドメインを取得できることを知りました。

動的IPアドレスを持つユーザーや、手軽にドメインを取得したい方にとって、有用な情報となれば幸いです。

前提条件

今回の必要な知識は以下になります。
・メールアカウント(確認用)
・No-IPの利用に関する基本的な理解

知識整理

No-IPは、動的DNSサービスを提供するプラットフォームです。これを利用することで、IPアドレスが変わるたびに自動でドメイン情報を更新することが可能になります。

主にホームサーバーやリモートアクセスの用途に利用されます。

さらに詳しく知りたい場合は、以下のリンクも参考にしてください。
No-IPについて
参考記事:https://www.wtw.jp/ccd/common/information/DDNS-noip-info.pdf

参考記事:https://www.try-e.co.jp/manual/getnoip.pdf

取得の流れ

まず、No-IPの公式サイトにアクセスし、無料アカウントを作成します。次に、アカウントにログインして希望するドメイン名を選択し、登録を行います。

最後に、ドメインが正常に取得できたことを確認し、必要に応じて設定する流れとなっています。

詳細な手順は以下になります。

1. No-IPのウェブサイトにアクセス
No-IPの公式サイトにアクセスします。

2. アカウントを作成する
画面右上の「Sign Up」ボタンをクリックし、必要な情報を入力してアカウントを作成します。

3. メール確認
登録したメールアドレスに確認メールが送信されるので、リンクをクリックしてアカウントを確認します。

4. ログインする
再度No-IPのサイトに戻り、登録したメールアドレスとパスワードでログインします。

5. ホストを作成する
ダッシュボードに移動し、「Dynamic DNS」セクションから「Create Hostname」ボタンをクリックします。

6. ホスト名とドメインを選択
希望するホスト名と、提供されている無料ドメイン(例: noip.me)を選択します。

7. IPアドレスの設定
表示されるIPアドレスを確認し、「Create Hostname」ボタンをクリックしてホストを作成します。

8. 確認と管理
ダッシュボードに作成したホストが表示されるので、管理を行います。

ここでは、「honda.zapto.org」というドメインを取得してみました。

image.png

取得後の名前解決確認

ドメイン取得後、端末から名前解決が正常に行われているか確認します。具体的には、以下のコマンドを端末で実行します。

nslookup honda.zapto.org

権限のない回答として、外部のDNSサーバーから名前解決の結果が返ってきていることが確認できました。

image.png

次に、以下のコマンドでpingの結果を確認します。

ping honda.zapto.org

image.png

pingコマンドの結果も正常に返ってきました。正しいIPアドレスが返ってくるか確認し、必要に応じて設定を行なってください。

まとめ

No-IPを使用することで、手軽に無料のドメインを取得できることがわかりました。この手順を参考に、ぜひ自分のプロジェクトやサーバーに活用してみてください。

次回は、今回無料で取得した独自ドメインを使い、自宅環境にメールサーバーを構築してみたいと思いますので、楽しみにしていてください!

注意事項

・無料プランでは、30日ごとにホスト名を更新する必要があります。
・商用利用の場合は、有料プランを検討することをお勧めします。

参考記事

1
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?