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RaspberryPi 3 Model B+ にUbuntu18.04を入れてみる その2

Last updated at Posted at 2019-10-29

初めて記事作ったら思いのほか量が増えた

前の記事に全部書ききりたかったけど正気に戻った者の末路。
引き続きおつきあいください。何をするにもクソ重いラズパイ

1.言語設定

###日本語化
デフォルトだと英語環境なので、日本に染まっていただきましょう。
スタートボタンめいたものをクリックして、その中のPreferencesの下にLanguage Supportがあると思うので立ち上げてください。
立ち上がったらInstall/Remove LanguageをクリックしてJapaneseにチェックを入れてApplyします。
その後、日本語をEnglishの上にドラッグ&ドロップしてApply System-Wideをクリックします。
再起動すれば日本語化完了です。初回起動時にホームディレクトリを日本語化するか聞かれますが、個人的には英語のままのほうがいいと思います。
###IMEの設定
このままでは(多分)日本語での入力ができないので、設定しましょう。
先ほどと同様の手順で言語サポート設定を開いてください。
そのウィンドウの一番下にキーボード入力メソッドのようなものがあると思うので、そこをIBusにしてください。
あとはWindows+Spaceでいつもの日本語入力ができるようになっているはずです。できなかったらMozcがIBusに設定されていないだけだと思うので、設定してあげてくださいね。

2.時刻設定

お気づきでしょうが、時間がずれています。僕はずれていました。
デフォルトではNTPサーバへの接続ができないそうなので、その設定を行います。

sudo su
apt -y install ntp
vi /etc/ntp.conf

これでNTPサーバを使うためのパッケージのインストールと設定ファイルのエディタが立ち上がりました。またviです。軽いんですよね。
ここは参考にさせていただいたサイト様のものをコピペします。神のごときわかりやすさだったので。


# 21行目:デフォルト設定はコメントにして自身のタイムゾーンのNTPサーバーを追記
#pool 0.ubuntu.pool.ntp.org iburst
#pool 1.ubuntu.pool.ntp.org iburst
#pool 2.ubuntu.pool.ntp.org iburst
#pool 3.ubuntu.pool.ntp.org iburst

# Use Ubuntu's ntp server as a fallback.
#pool ntp.ubuntu.com
server ntp.nict.jp iburst
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp iburst
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp iburst 

# 53行目:時刻同期を許可する範囲を追記
restrict 10.0.0.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap

適当に頑張りましょう()
多分これで設定できているとは思いますが、一応動作確認として

systemctl restart ntp

これでさっき追加した3つが見れればオッケーだと思います。
終わったら忘れずにexitしましょう。危ないので。

3.エディタのインストール

宗教戦争が勃発しがちなこのコーナーです。
viがダメというわけでは・・・わけでは・・・
まぁとりあえず自分はVSCodeが好きなのでこっちをインストールしていきます。
比較的軽い、なおかつ高機能なエディタなんですよ。すごいやつです。

wget -qO - https://packagecloud.io/headmelted/codebuilds/gpgkey | sudo apt-key add -
sudo apt-get install code-oss=1.29.0-1539702286
sudo apt-mark hold code-oss

code-ossという、VSCodeのクロスプラットフォーム版をインストールしていきます。
実は、2019年7月25日現在の最新版1.32.0ではバグが存在するらしく、ウィンドウは出てきてもその中に何も表示されません。
なので、ひとつ前の1.29.0に戻すことで対応しています。
また、勝手にバグてんこ盛りのバージョンにアップデートされても困るので、アップデート対象外に設定してあります。
修正されたら

sudo apt-mark unhold code-oss

してあげればアップデート対象になるので。


いかがだったでしょうか?
これでラズパイを使った開発ができるようになるかと思います!

ちなみにRaspbianだとデフォルトで入るであろうWiring Pi だとかのGPIOを使うためのものは何もインストールできていないのでこのままではただのクッソ重いUbuntuです。どんな縛りプレイですか?
またどこかのタイミングでGPIOを有効にする記事を書くと思います。多分

2019/07/26追記
GPIOの記事書きました

穴が開くほど見たサイト様

[第564回 Raspberry Pi 3 Model B+にUbuntu 18.04 LTSをインストールする] (https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0564?page=2)
NTP サーバー : NTPd の設定
ラズベリーパイで Visual Studio Code を使う
RaspberryPiにVSCodeをインストールして起動してもウィンドウに何も表示されない問題

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