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RaspberryPi 3 Model B+ にUbuntu18.04を入れてみる

Last updated at Posted at 2019-10-29

ラズパイにUbuntu 18.04を入れたかった だから入れた

Raspbianでも問題ないんだけどなんかROSとか親和性高そうだし入れたくなったんだよ
わかるだろ? わかれよ!

1.Ubuntuのブートメディア作成

Ubuntu 18.04 Serverをダウンロード->RaspberryPi 3 preinstalled server image 18.04
ダウンロードしたら https://etcher.io/ にアクセスして書き込みソフトをインストールします。インストーラをダウンロードして実行すれば問題ないはずです。
書き込みソフトなんざ他にも腐るほどあるんで好きなの使ってください。自分はこいつのデザインがかっこよくて惚れた。
ソフトを起動したら
①さっきダウンロードしたUbuntu 18.04(.xzのままでよい)を選択
②書き込みたいメディアを選択
③Flashのボタンを押す
④しばらく待ったら完成する
これで晴れてブートメディアの完成です。ね?簡単でしょう?

2.RaspberryPiにメディア突っ込んで起動

ラズパイにさっき作ったブートメディアとHDMIとキーボード、それと有線LAN のみを挿して起動!(マウスつないで起動するとエラー起こすからね)(エラーが見たいHENTAIはお好きにどうぞ)
起動すると古式ゆかしいCLIの登場です。自分はこれ見てテンションぶちあがってました。変態とか思わないこと。
デフォルトのユーザー名/パスワードは両方ともubuntuになっているはずですので、それでログインしてください。直後にパスワードの変更を求められると思いますがそこは適宜。
そしたら初回起動時の悪魔の呪文

sudo apt update
sudo apt upgrade

しましょう。やってる間に何か出てきても落ち着いて対処してください。何が出てくるか忘れたわけじゃないんですよ。

GUIのインストール

CLIが大好きで大好きで仕方ないって人は読み飛ばしてください。あなたを救うことは私にはできません。

sudo apt install lubuntu-desktop
sudo apt install xubuntu-desktop

上の二つのうち どちらか を実行してください。
lubuntuが軽量版、xubuntuはLibreOfficeとかがついてくるらしい。自分はOfficeをラズパイで使う予定ないのでlubuntuにしました。
これかなり時間かかるので、たまに見ながら気長に待ってあげてください。彼は頑張っているのです。
GUIのインストールが終わったら再起動してあげましょう。初回起動時はこれまた少しばかり時間かかりますが、やっぱり彼は頑張っているのです。
これ以降ではGUIでの操作になるのですが、その際操作のほとんどをターミナル上で行っていきます。圧倒的に自由度が高いので。Ctrl+Alt+Tでターミナルが開きます。覚えておきましょう。

では続き。ネットワークのバックエンドなるものを変更してあげます。先達の言葉をうのみにしている悪い記事ですね全く。

vi /etc/netplan/50-cloud-init.yaml

これでテキストエディタが立ち上がると思います。デフォルトでインストールされているものがviなので、今はこれで我慢してください。

viの操作の簡単な説明

これだけでも記事が書けるのですが自分もあまり使いたいエディタではないので、ここで少しだけ。

キー入力 機能
i 挿入(編集)モード
Ctrl+c コマンド入力モード
u アンドゥ
:w 保存
:q 閉じる
:qw 保存して閉じる

実際の変更点ですが、

network:
    version: 2
    renderer: NetworkManager

に変えてください。#を付けたらコメントアウトになるので、消したいところはコメントにしちゃったほうが復旧が楽だと思います。
変更し終えたら

sudo netplan try

して、特にエラーが起きなければここで一度再起動しましょう。

Wi-Fiの設定

現代に生きる我々の人権を勝ち取りに行きましょう。
まずは設定ファイルをダウンロードします。ダウンロードするディレクトリはどこでもいいんですがわかりやすいように/wifi_firmとか作ってあげればいいんじゃないでしょうか。少なくとも本稿ではそうやってます。

mkdir wifi_firm
cd wifi_firm
wget https://github.com/RPi-Distro/firmware-nonfree/raw/master/brcm/brcmfmac43455-sdio.bin
wget https://github.com/RPi-Distro/firmware-nonfree/raw/master/brcm/brcmfmac43455-sdio.clm_blob
wget https://github.com/RPi-Distro/firmware-nonfree/raw/master/brcm/brcmfmac43455-sdio.txt
sudo cp *sdio* /lib/firmware/brcm/

ここまでやったらもう一度再起動してください。
起動後、Wi-Fiが使えるようになっているはずです。

3.スワップ領域の作成

RaspberryPiですが、RAMは1GBくらいしか乗っかってないです。貧弱。
なのでスワップ領域を作成します。今回はrootにswapfileという1GBの領域を確保します。
従いたくない人はご自由にどうぞ。

sudo fallocate -l 1g /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile 
sudo mkswap /swapfile 
echo '/swapfile swap swap defaults 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
sudo swapon -a

これで出来上がっているはず。


以上でRaspberryPi 3 Model B+でUbuntu18.04が起動できるようになったかと思います。
何かの手助けになれば幸いです。次の記事ではやっといたほうがいい設定だったりを書いていきます。
ちなみに自分が使ってみた感想としてはクソ重いです。

めちゃんこ参考にしたサイト様

RaspberryPi3B/3B+でUbuntu18.04を動かす
RaspberryPi3でUbuntu18.04(Bionic Beaver)を動かす。
第564回 Raspberry Pi 3 Model B+にUbuntu 18.04 LTSをインストールする

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