Firebase on cocos2d-x with cocoapods が2016年ごろはうまく行かなかった。
そのため今までは手動でFirebaseを導入していた(下記リンク参照)。
Cocos2d-x v3.x プロジェクトにFirebaseのSDKをCocoapodsを使わずに導入する(iOS版)
最近うまくいくようになったので手順を記す。
TL;DR
バニラのcocos2d-xプロジェクトにpodsでFirebaseを
入れてイニシャライズまでできるようにする。
前提
- OSX 10.12.2
- cocos2d-x-3.14
- CocoaPods 1.1.1 (rbenvのruby2.3.3p222からインストール)
- Xcode 8.2.1
コマンドラインで操作する箇所
-
cocos new (以下略)
でバニラのプロジェクト(ここではSandboxFBCと仮称)を用意 cd proj.ios_mac
-
pod init
でPodfileを生成。その後下記の行を追加する。
Podfile
# ファイルのトップに記載
source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git'
platform :ios, '8.0'
# target 'SandboxFBC-mobile'のスコープ内に記載
pod 'Firebase'
pod install
でインストール
インストール後はSandboxFBC.xcworkspaceを開く。
下記はXcodeで操作する。
- プロジェクト設定の 'Build Settings'から、下記図赤線の箇所1に'$(inherited)'を追加してフラグを継承させる。
(反映されると値が継承されて図のようになる。値をポイントで指すことで全部の中身が観れる(スクロールなどは無さそう・・・)。-ObjCもそこで追加されている。)
- Linked Frameworks and Libraries でライブラリを追加する。GameController.frameworkとMediaPlayer.framework2を追加する。
-
最後に、FirebaseのコンソールからGoogleService-info.plistを追加し、ios/AppController.mm に configureなどを記述する。
-
起動すれば準備完了。