はじめに
Nuxtをローカルで立ち上げると、見慣れない文言がターミナルに出てきました。
なんだなんだ?「てれめとり」だって?
普段通りに立ち上がらないと一瞬焦りますが、どうやら新規仕様のようです。
Nuxt Telemetryとは
なるほどNuxt 2.13で導入されたモジュールらしく、Nuxt機能の使用状況やカスタマイズ状況などの統計を取るものらしいですね。
収集データ例
- SSRモードかどうか
- TypeScriptビルドかどうか
- ビルドコマンドは何か(nuxt dev, nuxt build)
- etc
先ほど現れた文言は、その情報収集に対して同意するかどうかの確認だったっぽいですね
yes/noを選んでenterで進みましょう。すると今まで通りのビルドが走ります。
安心
間違えてYesを押してしまった場合
READMEにも書いてありますが、取り消し/変更には3つの方法があるそうです
1.nuxt.config
に以下を追加する
export default {
....
telemetry: false
...
}
2.環境変数で指定する
dotenvやcross-envを使っている人はそちらで指定ですね
NUXT_TELEMETRY_DISABLED=1
3.ターミナルでコマンドを打つ
対象のプロジェクトルートに行って、npx nuxt telemetry disable
を入力
こちら実際にやってみると上記のようなメッセージが出ました。
そして、.nuxtrc
というファイルが自動生成されました。
ここを編集するだけでまた切り替えできそうですね!
さいごに
こういったデータの提供は任意ですので、懸念がある方などは参加する必要はないと思います。ただ、集計データが気になる自分としてはいろんな人が積極的に参加して世界でどんな感じにnuxtが使われているのか見てみたいなという好奇心も強くあります。
次は実際にこのモジュールの中身のソースコードを見て解説記事にしてみたいと思います