複数カラムの内容であいまい検索をしたい時のwhereとorの使い方

はじめに

・シンプルな検索機能を実装したんですが、商品名だけでなく説明文も検索条件に含めたいなーと思いました。
・LIKE句であいまい検索もしています。
・色々な方法があると思いますが、僕が実装した方法を書きます。
・間違いなどあればご指摘いただけますと幸いです。

検索窓で検索します

キーワードを入力して、検索ボタンをクリック。
検索結果画面に遷移して、検索結果が表示される。
といった感じです。

こんなふうに実装しました

ビューファイル

# 検索窓
.container
  = form_with(url: search_items_path, local: true, method: :get, class: "hoge") do |f|
    = f.text_field :key, placeholder: "キーワードから探す", class: "fuga", id: "hogehoge"
      %button{type: "submit", class:"fugafuga"}

name="key"になっているところ（:key）がポイントです。

routes.rb

# itemsにネストすることと、collectionを使ってsearchアクションへのルーティングを設定します
resources :items, only: [:index, :show, :new] do
  collection do
    get 'search'
  end
end

collectionはルーティングに:idがつかない、memberは:idがつくという違いがあります。
今回は検索結果を一覧表示する都合上、idは関係ないのでcollectionを使います。

items_controller.rb

# searchメソッドを追加します
def search
  @search_items = Item.search(params[:key])
end

models/item.rb

class Item < ApplicationRecord
  def self.search(search)
    if search != ""
      Item.where(['name LIKE(?) or explanation LIKE(?)', "%#{search}%", "%#{search}%"])
    else
      Item.all
    end
  end
end

モデルファイルのポイントは以下のとおりです。

・クラスメソッドだからselfを使っています。Item.searchの意味です。

・if文は検索フォームに何か値が入っていた場合、以下のように検索しますよという意味です。

・検索はnameカラムをLIKE句を使ってあいまい検索をしますよ、もしくは、explanationカラムをLIKE句を使ってあいまい検索をしますよ、という意味です。

・"%#{search}%", "%#{search}%"は両方とも必要です。nameカラムとexplanationカラムの分ですね。片方でも欠けているとエラーが発生します。

・else以降は検索フォームに何も値が入っていなければ、商品を全て取り出しますよという意味です。

items/search.html.haml

.PickupContainer
  %h2.PickupContainer__title
    検索結果
  %ul.PickupContainer__items
    - @search_items.each do |item|
      %li.PickupContainer__items--item
        = link_to "/items/#{item.id}" do
          .DetailBox
            .DetailBox__name
              = item.name
            .DetailBox__details
              %ul
                %li
                  %span ¥
                  = item.price.to_s(:delimited)
              %p
                (税込)

検索結果はこんな感じです

Gyazoを貼っておきます。
eachメソッドで検索結果が一覧で出てくるようにしています。
https://gyazo.com/3ae03fd0fabed3dc615ae47ad4f166e3

まとめ

複数カラムを検索条件に含めるための、モデルファイルでの記述が今回のキーポイントです。
が、ルーティングやコントローラーの記述にも大事な部分があるので注意です。
ありがとうございました。