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応用情報技術者試験 合格への道:ネットワーク:ネットワーク方式

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ネットワーク:ネットワーク方式を攻略していきます。

計算問題が多いですね。実際に解いていくしかないですが、計算の前提となる文言の理解が必要なので先にそちらを進めます。

■NAPT(IPマスカレード)

個人的に他の用語と間違えることが多いのでその整理をします。

・NAPTとNATの機能

そもそもNAPT、NATは「技術」です。特定の機能ではありません。そのあたりを混同すると訳が分からなくなります。

NATはネットワークアドレスの変換を行う技術。

ローカルで使用しているクライアントはプライベートIPアドレスが割り振られていますね。

ローカルから送れるのはプライベートIPアドレスだけれども、それをグローバルIPアドレスに変換してくれる仕組みがNAT。

・NAPTとNATの違い

ネットワークアドレスの変換に加えてポート番号も変換する技術。

ネットワークアドレスの変換に加えてポート番号も変換する技術。Network Address "Port" Translation。

複数のプライベートIPアドレスをさばくのにポートを分けて判別しているのがNAPT。

・NAPTとDHCPの違い

プライベートIPアドレスの割り振りをしているのがDHCP。

その割り振られたプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換して、ネットワークを利用できるようにしているのがNAPT。

DHCPはどこでやっているかといえば、大体は会社ならDHCPサーバーだし、家庭ならDHCPサーバ機能を持ったルータ。

・NAPTとARPの違い

ARPは、MACアドレスをあて先のIPアドレスから求めるための「プロトコル」です。

MACアドレスを知りたいときに使用するプロトコルなので各クライアントから出される処理ですね。

■アドレスクラス

クラスA 0.0.0.0   - 127.255.255.255 ネットワークアドレス長は8ビット、ホストアドレス長は24ビット。 (0-で始まる)
クラスB 128.0.0.0 - 191.255.255.255 ネットワークアドレス長は16ビット、ホストアドレス長も16ビット。(10-で始まる)
クラスC 192.0.0.0 - 223.255.255.255 ネットワークアドレス長は24ビット、ホストアドレス長は8ビット。 (110-で始まる)
クラスD 224.0.0.0 - 239.255.255.255 IPマルチキャスト専用。                                        (1110-で始まる)
クラスE 240.0.0.0 - 255.255.255.255 将来の使用のために予約されている。

を覚えておく。

■IPv6について

アドレス空間を32ビットから128ビットに拡大
ヘッダのサイズを可変長から固定に変更
IPアドレスの自動設定
IPsecによるIP層でのセキュリティ強化

■その他覚えておく用語

・フォワードプロキシとリバースプロキシ

 →フォワードプロキシは自分のネットワーク内で動く、リバースプロキシは自分のネットワーク外で動く

・SDNとNFV

 →SDN(Software-Defined Networking) NFV(Network Functions Virtualisation)
  SDNは、ネットワーク機器の構成や接続ルートを機器の導入や配線などの作業をせずに、ソフトウェアへの設定だけで実現する技術。
  SDNは制御部だけをソフトウェア化したが、NFVでは機器ごと仮想化する

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