A:オカンが最近応用情報の勉強してるらしいのよ。
B:おう、それはいいね。応用情報技術者試験といえば、ITエンジニアとして応用的な知識・技能を有することを国が合格者に対して証明する試験や。IT庁の設立が叫ばれる昨今役に立ちそうな資格やないの。
A:IPAのサイトから持ってきたような説明ありがとう。でストラテジの勉強をしてるんやけど、そのある単語を忘れたらしくてね
B:そうかー。試験もうすぐやのに忘れてたらあかんやん。
A:で答え出したろうと色々聞くんやけど、全然分からへんねん。
B:分からへんの?いや、ほな俺がね、その忘れた単語ちょっと一緒に考えてあげるから、どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ
A:経営戦略とITを絡めた全体最適化によって、顧客ニーズをはじめとする社会環境や情報技術自体の変化に素早く対応するための構造のことや言うねんな。
B:おー、そりゃ「エンタープライズアーキテクチャ」やないかい。
A:「エンタープライズアーキテクチャ」やなあ。でもこれちょっと分からへんのよ。
B:何が分からへんのよー
A:おれも「エンタープライズアーキテクチャ」やと思うてんけどな、強み、弱み、機会、脅威の4つのカテゴリーで要因分析する言うねんな。
B:じゃあ「エンタープライズアーキテクチャ」違うか。「エンタープライズアーキテクチャ」は4つは4つでもビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジー、という4つの体系で分けられるんや。
A:そやねん
B:強み、弱み、機会、脅威の4つのカテゴリーで要因分析するなら「SWOT分析」ちゃうか?事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つやで。
A:おれもそんなら「SWOT分析」」やと思うてんけどな。
B:違うんかいな。
A:オカンがいうには「市場成長率」と「市場占有率」の2軸からなる座標に事業や製品・サービスを分類し、経営資源の投資配分を判断するための手法言うねん。
B:じゃあ分析は分析でも「PPM分析」やないか。市場成長率を縦軸、相対的市場シェアを横軸に花形、金のなる木、問題児、負け犬の4つのフェーズに対応させる分析やろ。
4つは4つでも全然違うやないか。四国と四十九日くらい違うやないか。
A:「PPM分析」やないかという話もしたんや。
B:まだ違うんかい!
A:オカンがいうには、思い出されへん単語はアルファベット3文字で、ソフトウェアの機能とサービスをネットワーク上で連携させて大規模なコンピューターシステムを構築する手法らしいねん。
B:じゃあSOA、サービス指向アーキテクチャやないか。
A:製品(商品)・サービスを市場に投入してから、市場から消えるまでの需要の寿命を指すプロセスでもあると
B:それはPLC(プロダクトライフサイクル)!
A:企業の目標を達成するために、企業活動や組織構造、業務フローを再構築することだったり、
B:それはBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)!
A:BPRには継続的な改善が無いから違うと、
B:じゃあBPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)!
企業戦略と業務プロセスとの整合を取りながら、業務プロセスを分析、かつ最適化し、継続的改善サイクルを確立・運営する包括的な手法や!
A:供給側から最終消費者へのプロセスを統合的に見直し、効率化を実現するための経営管理手法だとも
B:それはSCM(サプライチェーン・マネジメント )!
A:企業経営のベースとなるヒト・モノ・カネ・情報という資源要素を的確に仕分けし、有効に活用する考え方かも
B:ERP、エンタープライズリソースプランニング!ERPとSCMは混同しがちだから気を付けや!
SCMは生産、調達、販売といった製品供給の物流部分に対する管理が中心、ERPは企業内のすべての部門のデータを管理するで!
もう、なんやねん。何が来たって正解なんてないやろ!
A:んでオトンが言うにはな
B:オトン?
A:ブルートフォース攻撃ちゃうか?って言うねん
B:いや絶対ちゃうやろ、そりゃセキュリティ関連の用語や。もうええわー
A&B:ありがとうございましたー
※あくまでネタなので各用語に対して正しく説明できているかは保証できません!
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