Curve の取り扱いを行います。
基本編
非常にシンプルな組み合わせでも、複雑な形状を表現できます。
また、Curve 1 つでも、その形を制御することが出来ます。
この円柱の半径には Scale を影響させることが可能で、Spline Parameter を入れてカーブに伴って...という処理も可能です。
更に、Curve に沿って点を配置できます。
よって、こんな感じで柵を作成することも出来ます。
髪の毛のような表現
Grid の上に点を散布させ、そこから Curve を生やします。
その大量の Curve をそれぞれ Instance とみなし(Realise Instances)、ノイズに合わせて Trim、細かく XYZ 方向に乗算を入れてあげると、縮れ毛のような表現が可能です。
外側に向けて動かす
ICO Sphere をベースに、外側に向けてうねうねを出し、それを動かすことが出来ます。
利用したマテリアルは下記のものです。
これに、3 点のライトを当てています。
- 右上から白い Point
- 左下からオレンジの Area
- 下からピンクの Point
まとめ
Curve は独自の仕様があるように感じました。そのため、別途自分の手を動かして、慣れる必要があると思います。
一方で、その表現の独自性はかなりの強みだと思います。
後、値に #frame/25 とか入れると自動で式を評価し、アニメーションしてくれるの便利だと思いました。もしよければ使ってみてください。
キーフレーム上に記録が残らないので、その点から管理が大変な可能性はあり、注意する必要があります。また、特定のフレームから特定のフレームまで、といった操作も難しいと思うので、使いどころは限られると思います。
アドベントカレンダーとして出す内容としては今回が最後なのですが、今後も続いていきます。











