導入
プロジェクトを作成するときに注意すべき設定があります。
- ターゲットフレームワーク: .NET 9.0
- ターゲットOS: Windows
- ターゲットOSバージョン: 10.0.19041.0以上
nugetから以下のパッケージをインストールしてください。その他の必要なパッケージは自動的にインストールされます。
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SkiaSharp.Views.WindowsForms(似た名前のパッケージがあるので注意してください)
一度ビルドすると、デザイナのツールボックスにSkiaSharpのコントロールが追加されます。
追加されるコントロール
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SKControl:CPUレンダリングによるSkiaの描画コントロール -
SKGLControl:高速なGPUレンダリングによるSkiaの描画コントロール
配置してみる
SKControl をデザイナでフォームに配置して、PaintSurface イベントをハンドルします。
Form1.cs
private void skControl1_PaintSurface(object sender, SKPaintSurfaceEventArgs e) {
var canvas = e.Surface.Canvas;
canvas.Clear(SKColors.DarkGray);
}
ビルドして実行してみましょう。一面灰色のウィンドウが表示されるはずです。
SKControlの代わりにSKGLControlを使用することもできます。
SKGLControlはOpenGLを使用して描画を行うため、より高性能な描画が可能です。ただし、フォームデザイナーが対応していない(配置すると動くけれど、デザイナーを開くたびにエラーが出る)ため、自分で配置する必要があります。
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