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ネイティ部Advent Calendar 2015

Day 24

Crashlyticsでクラッシュレポートが表示されなかった時の話 (dSYMでハマッた件)

Last updated at Posted at 2015-12-24

前回の記事で、クラッシュレポートの導入について書きました

Crashlyticsでレポートを送るまで

その際に、dSYMファイルの設定でハマったので忘れないようにメモしようと思います

dSYMファイルとは

crachログはそのままだと見ても解読できません
メモリのアドレス位置(ポインタ)情報のみが記載してあるようです(すいません、よくわかってないです)
dSYMクラッシュログを、シンボル化して見えるようにしてくれるようです

dSYMファイルには以下の制限があるようです

  • アプリをビルドした環境で作成したものでないと、シンボル化できない
  • ビルド毎に新しく変更される(ポインタを復元するからという意味では当然かも)
    • リリース時のdSYMファイルは別の場所に保持しておいたほうがよさそうです(解析できなくなるかも!)

Crashliticsでの設定

クラッシュレポートが送信されない

はじめは設定どおり、行ったのにレポートが全然更新されずに困りました

クラッシュ0.png

dSYMファイルが設定されていないのが、原因です。
dSYMファイルを認識していないと、画面右下に以下のアラートが表示されます
繧ケ繧ッ繝ェ繝シ繝ウ繧キ繝ァ繝・ヨ 2015-12-15 6.18.52.png

dSYMファイルの設定

アラートをクリックすると、dSYMファイルをアップしてくださいという画面が表示されます
dSYMテスト.png

dSYMファイルの取得

非表示ファイルなので以下の手順で取得します

  • 非表示ファイル表示
    defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
  • dSYMファイル配置場所にアクセス
    open /Users/ユーザー名/Library/Developer/Xcode/DerivedData/アプリ名xxxxxxxxx/Build/Products

dSYMファイルの設定

先ほどの画面へディレクトリ毎、ドラッグ & ドロップします

繧ケ繧ッ繝ェ繝シ繝ウ繧キ繝ァ繝・ヨ 2015-12-15 6.56.38.png

正常に登録されました

クラッシュレポートの再確認

クラッシュ用のサンプルからエラーを発生させてレポートの確認を行います

繧ケ繧ッ繝ェ繝シ繝ウ繧キ繝ァ繝・ヨ 2015-12-15 6.58.08.png

無事にレポートを認識してくれました。

おまけ

dSYMファイル自体をそもそも知らなかったので、たどり着くまでにだいぶ時間かかりましたが、
インストール時に丁寧に教えてくれていました。

繧ケ繧ッ繝ェ繝シ繝ウ繧キ繝ァ繝・ヨ 2015-12-15 6.13.02.png

ちゃんと読まないといけませんね。それにしてもナビゲーションがイチイチ親切です

まとめ

今回自分の知識不足の観点もあり、初歩的なところでだいぶ時間をつかってしまいました。
ただ入門書やアプリ開発だけでは得られない知識を吸収できるので、
積極的にいろんな環境を試していきたいと思います

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