はじめに
Laravelには、キャッシュ管理のためにいくつかの機能があります。
キャッシュを使用することで、データベースクエリの結果や計算結果などの一時的なデータを保存することができます。
Laravelのキャッシュ機能について、データがどこに保存されるか、どのように使用するかについてまとめました。
キャッシュの保存場所
データベースキャッシュ: キャッシュデータをデータベーステーブルに保存します。cacheというテーブルを作成して利用します。
ファイルキャッシュ: デフォルトで、キャッシュはファイルシステムに保存されます。storage/framework/cacheディレクトリ内に保存されます。
キャッシュ設定は、config/cache.phpファイルで行います。このファイルで、デフォルトのキャッシュドライバや各ドライバの設定を定義します。
キャッシュの使用方法
例えば、キャッシュにデータを保存するには、Cache::putメソッドを使用します。
またファサードを使う以外にヘルパ関数として、cache()->put()という書き方もできます。
内部的にはファサードを使用しているのと同じことをしています。
キャッシュは有効期限も設定できる
今回自分が使って一番便利だったのが、有効期限を設定できるところです。
Cookieやローカルストレージなどとにたことをしたいけど、ブラウザ側にデータを持つのではなくあくまで、バックエンドでデータを持たせたい時に重宝すると感じました。