コミュニケーションアドベントカレンダー11日目の記事です。
会社員となり、職業プログラマとして生きていくためには、その世界でうまくやる術を身につけなければいけません。
コードを書いているだけで幸せな人でも、それ以外のことで無駄な時間を費やすことになったり、不必要なコミュニケーションに翻弄されることが多々あると思います。
それらを回避するための心構えをまとめてみました。
私個人が思っていることなので、偏った見方もあるかと思いますが、参考になれば幸いです。
提案を通すには、定性的よりも定量的な理由を伝えると通りやすい
特に金銭的な費用がかかる場合、コストに対するメリットは金額で表すと承認者も判断しやすくなります。
プログラマにとって自明と思うようなメリットもなかなか伝えるのに苦労したけど、金額に換算できるとあっさり通ったという経験は誰しもあると思います。
自分がやりたいこと、理想を言い続ける
『引き寄せの法則』は実際にあります。
やりたいことをいい続けていれば、プロジェクトの立ち上げで人選を行う際に、「そういえばAさんが○○をやりたいと言ってたな」とあなたの顔を思い出します。
やりたかった役割があなたに来る可能性が、言わない場合よりも確実に高くなるでしょう。
組織の悪口は言わない。悪口を言う人と付き合わない
ネガティブな言葉は伝染して、他の人のモチベーションを削いでしまいます。
組織に問題点があるというのなら、悪口を言って満足するのではなく、改善策を提案するようにしましょう。
それもできないくらい嫌な組織なら、辞めたほうがお互いのためなのでさっさと辞めましょう。
逆に、悪口を言い続けるような同僚がいたなら、その人のためにも注意してあげてください。
それが難しいなら、あなたが毒されないように、その人と距離を置くようにしましょう。
年配者の昔話は聞き流すのが良い
武勇伝など、内容は聞いても無駄なことが多いです。ただし、喋る側はとても楽しいもので、それを聞いてくれる若者が大好きなことが多いです。笑い話として飲み会では大いに笑ってあげましょう。そしてすぐ忘れましょう。大丈夫、言った側も覚えてません。
時折本当に役に立つ話もありますが、5%くらいですし、どうせ半年もすればまた同じ話を聞くことになります。
あなたがいなくても、組織は回ります
「自分がいなくなったらプロジェクトが回らなくなる」と思うことはよくあるでしょう。
特に少人数のプロジェクトだと一人ひとりの責任が大きいので、そう思う傾向にあります。
しかし、本当にそうでしょうか?意外となんとかなるものです。
本当に苦しくなった時、気を使って無理をしてしまうと、心が壊れてしまう危険性があります。
- 同僚・お客様に迷惑がかかる
- この仕事は自分にしか出来ない
そう思って無理をし過ぎないようにしましょう。
実際に迷惑はかかりますが、自分を大切にしましょう。
辞める際に、不誠実な辞め方は止めましょう
たとえどんな理不尽な仕打ちをされても、誠意を持って辞めましょう。
今の時代、Facebookで何らかのつながりがあります。
あなたの不誠実が次の職場の耳に届く可能性は、結構あります。
辞めることが決まったら、できるだけ早く上長に伝えましょう。
あなたの知らないところで、あなたがいる前提で話が進んでいる可能性があります。
「もうちょっと早く言ってくれればよかったのに」と思うことはあっても、
「もうちょっと遅く言ってくれればよかったのに」と思うことはまずあり得ません。
などなど、思うことをつらつらと書いてみました。
コメントいただけると幸いです。