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【WordPress】WordPressのここがイイ

以前、WordPressのここがダメ という記事を書きましたが、私自身は別に、WordPress に親を殺されたわけでもありませんし、業務でも普通に採用しています。

散々ダメ出ししながらも何故使うのか、主に PHP 開発者&サーバー管理者の観点から、改めて考えてみました。



メリットとデメリットとは隣り合わせ

WordPress のメリットとして、よく紹介されているのは…


  1. セットアップが簡単

  2. コンテンツの更新が簡単

  3. ユーザーが多い = 情報も多い

  4. プラグインやテーマが豊富

  5. 問題が見つかってもすぐにバージョンアップされる

…こんなところでしょうか。

しかし私は、これらがメリットだとは全く思いません。


  1. でも、方法によっては手間がかかるし、危ない

  2. でも、思い通りにしようとすると、相応の知識は要る

  3. でも、情報が多すぎて、何を信じれば良いか分からない

  4. でも、脆弱性もよく発見されている

  5. でも、セキュリティ意識が低ければ無意味

結局、運用者次第では、それらは全てデメリットにもなり得るからです。



自分が楽できるから

突き詰めれば、これに尽きます。

WordPress には、WP-CLI という超素敵なものがあります。

私自身のシェル力は、ヤムチャ…サイバイマン…下手するとヤジロベー以下ですが1、そんな私でも shell をゴリゴリと書けば、セットアップやバージョンアップなどは、自動化できます。

こんな古臭い方法でも、あまり困った事はありません。

作業とも呼べない作業をして、管理画面のログイン情報を渡せば、基本的に自分の仕事は終わりです。

デザインやコーディングは、デザイナさんへ丸投げですし、プログラムを書く必要もありません。

極稀に、PHP コードレベルで多少手を加える事はありますが、わざわざ自分で何かを書かなくても、大抵はどこかの誰かが素敵なプラグインを作ってくれています。

プログラマなんて、楽して何ぼの世界です。自分が楽をするための努力だけは、惜しみませんが。

WordPress 万歳。



設計が古い?

WordPressのここがダメ では、設計の古臭さに起因する問題点も、いくつか指摘しました。

しかし、ずっと前にもどこかの記事で似た事を書きましたが、クライアントさんやサービス利用者にとっては、そんなのはもの凄くどうでも良い事です。

「WordPress の設計は古いんです!」と言って、「そうなのか!!」と納得する人なんて多分いません。

「オタクっぽい人が、なにか意味不明の事を言ってるよ…w」で終わりでしょう。

目に見える結果をコミットして何ぼです。



重い?

簡単なベンチマークからも分かる通り、素の状態の WordPress はとんでもなく重いですが、そこは世界中の賢い人達が、解決方法を生み出してくれています。

今は、ウェブブラウザからポチポチしていくだけでも、素敵な WordPress 環境が手に入る時代です。

そんな素敵なものを、情報商材だかアフィリエイト塾だか、何だか訳の分からないものに騙されて、昔ながらのレンタルサーバーなんて使って、使わない人が悪いだけです。

自分が楽をするために、これまで色々と作ってきたものも、きっと近い将来、無意味なものになる(もうなってるかも)と思います。



楽できる理由

楽? それって、あなたのポジションがそうだから、楽できてるだけでしょ…。

確かにその通りです。WordPress 案件には、「最低限の事」以外は、なるべく関わらないようにしてます。

でも、自分に求められている「最低限の事」って何でしょう?

「最低限」というのは、とても曖昧な表現だと思います。


  • 「あれ?ここはやってくれないの!?」「いや、そんな話は聞いてない」

  • 「いや、それもあなたの仕事でしょ…」「いやいや、これはうちの仕事じゃない」

…よくある話ですが、線引きが曖昧だから、そういう面倒くさい話になるのだと思います。



WordPress の場合


  1. ドメインを割り当て URL を見れる状態にする

  2. デザインする

  3. コーディングする

  4. コンテンツを更新する

  5. ユーザーサポート

  6. サーバーの面倒を見る

私の仕事は、1 と 6 です。デザイナさんの仕事は、2 と 3 です。クライアントさんの仕事は、4 と 5 です。

…あら、何て分かりやすい。

これが、WordPress の一番のメリットなのだと思います。

もし WordPress を使ってなかったら、「PHP や JS 書けるんだったら、これもあなたの仕事じゃね?」なんて話になるかもしれません。

クライアントさんから、「ついでにこれもやってよぉ!」と頼まれるかもしれません。

WordPress なら、「それ、WordPress でできますので (=゚ω゚)ノ」で終わりです。

WordPress さん、ありがとう。





  1. この古臭い例えから、色々と察してください。