MySQL互換DB FusionI/O最適化リリースについて調査

MariaDB10.0、PerconaServer5.6、MySQL5.7がFusionI/Oに最適化したらしい。
どのような最適化なのか、また条件なども調べたものをメモしておく。
※2015/02時点の調査

各陣営の公式発表

MariaDB10.0
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/fusion-io-directfs-atomic-write-support/

PerconaServer5.6
http://www.percona.com/doc/percona-server/5.6/performance/atomic_fio.html

MySQL5.7
http://downloads.mysql.com/presentations/20140425_04-MySQL5.7.pdf

概要

• FusionI/O提供のAPIとDirectFSを用いる
• MySQLのdoublewriteを無効にしatomicwriteを有効にすることにより高速化
• doublewrite設定が有効な場合でも自動的に無効化される

詳細

• 対応製品はioMemoryに限られる。ioDrive2やioScaleなどは非対応。※既にハードルが高い…。
• アプリケーションによってDirectFSが検出される必要があるということ。
• DirectFSはFusionI/O社提供のioMemorySDKを入手する必要がある。
• ioMemorySDKにはioMemoryにはioMemoryに高速アクセスするためのAPIが備わっている。
• アプリコード内でioMemoryAPIを使用することにより高速アクセスの機能を実装する
• ioMemorySDKを入手するにはFusion-ioDeveloperProgramに登録している必要がある。
• 具体的にはdirectPrimitivesAPIを使えばよいのだと思う。
• DirectFSの導入方法などは現時点では不明。普通にインストールしてmountを使えばよいのだろうか？

結論

新製品「ioMemory」だけに対応しているのでこの機能については今のところ現実的ではない。

参考

http://enterprisezine.jp/article/detail/3940
http://www.fusionio.com/jp/products/iomemorysdk/?utm_source=redirects&utm_medium=fusionio.jp&utm_campaign=301_Redirects
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140707/569683/