はじめに
Excel講習の講師を担当している@excel-hishiです。
オブジェクティブグループ(以下、OBG)で毎月行われている講習会の様子をお届けする記事となります。
今回はExcel/VBA講習の学習内容の一部をご紹介いたします。
Excel/VBA講習とは?
OBGで毎月第2土曜日11:00~19:00に実施している講習会となります。
基本的にオンライン開催となりますが、3ヶ月に1回OBG本社にてオフラインでの開催も行っております。
PC初心者からある程度触ったことがある方まで様々な方が受講されるので、Excelの画面の見方や簡単な操作方法から業務で使用するような関数、VBAの学習まで受講者の学習状況に合わせて幅広い範囲の学習を行っております。
また、Excel講習の他にもフロントエンド講習、SQL講習も開催されており、受講者が受講したい講習を選択して参加できる形となっております。
VLOOKUP関数
今回は、初心者の方からよく関数の使い方で質問をいただく、
VLOOKUP関数について重点的に説明を行いました。
基本構文
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
検索値 :検索したい値を指定する。
範囲 :検索を行う範囲を指定する。
※範囲の左端に検索値が含まれていなければならない
※取得したい値(戻り値)が範囲内に含まれるように設定する必要がある
列番号 :取得したい値(戻り値)が存在する列番号を指定する。
※指定した範囲内の中での列数を指定する
検索方法:TRUE(近似一致)、FALSE(完全一致)を指定できる。(省略可能)
範囲の設定や列番号の設定に注意しないといけない点があり難しく思われがちですが、関数を使っていくと次第に慣れてくるので、何回も使用して使い方をマスターしてみてください。
連想配列(Dictionary)
連想配列とは、キー(Key)と値(Item)をペアで格納して任意のキーを使用してデータを取り出すことが可能な配列です。
宣言 :Dim 任意の連想配列名 as Dictionary
初期化 :Set 任意の連想配列名 = New Dictionary
※この宣言と初期化は参照設定にて「Microsoft Scripting Runtime」にチェックを入れている場合に有効なものです。
要素の追加 :任意の連想配列名.add Key,Item
上記のように宣言、初期化、要素の追加を行うことでプロシージャ内で連想配列を扱います。
おわりに
【Excel】
今回はVLOOKUP関数について重点的な説明を行いましたが、同じく検索をすることが出来るINDEX関数、MATCH関数や、最新のExcelを使用している場合はより便利になったXLOOKUP関数もあるので、ぜひ他の関数も学習してみてください。
【VBA】
連想配列は通常の配列と比べ難しいと感じるかもしれませんが動作も早く、直感的にデータの取り出しが可能となるため
是非習得してほしい内容となっております。
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