あらすじ
ETロボコンプロジェクトを円滑にすすめるために①
ETロボコンプロジェクトを円滑にすすめるために②を読め
チャンピオンシップ大会へ進出したあなたへ
Congratulation! Congratulation!
あなたは今、地区の代表として日本一を決めるチャンピオンシップ大会に出場することが決定してる。
多くの障害を乗り切り、11月のパシフィコ横浜行きを決定した後もできることはたくさんある。
本記事では、チャンピオンシップ大会までにやっておいたほうがいいことをいくつか紹介する。
地区の実行委員を活用する
地区大会時は平等に接していた実行委員もチャンピオンシップ大会となると話は別である。
地区から優勝チームを出したいという気持ちにシフトし、積極的な協力をしてくれるだろう。
モデルの再提出がある部門において、地区大会時のレビュはとても貴重である。
チームの意向に沿う範囲で、全て取り入れてもよいはずだ。
もちろん、締切を厳守することは忘れてはならない。
また、地区大会と会場が異なるため、勝手がわからないところもあるだろう。
そのようなときは地区のメーリングリスト等も活用すると良い。
不安要素を消すために、利用できるものはすべて利用するべきだ。
人事を尽くして天命を待て。
データのバックアップは必ずとること
チャンピオンシップ大会は地区大会以上に緊張するだろう。
もしかしたらふとした操作ミスでソースコードが吹き飛んでしまうこともある。
データ類のバックアップは念入りにとろう。
移動手段を確保しておくこと
公共交通機関の遅延はいくらでも起こりうる。
それのせいで受付に間に合わなくなってしまったらすべての努力が水の泡になってしまう。
当日のマニュアルを作成しておくこと
スタートの方法、パラメータの設定方法などを属人化させてしまうと僅かな試走時間を無駄にしてしまうことがある。
すべてのメンバが同じことをできるようにしておこう。
名刺を準備しておこう
これは学生も同じである。
せっかく全地区の参加者が集結するのに懇親会で喋るだけではもったいない。
是非とも積極的な交流をして欲しい。
私はETロボコンを通じて知った企業に就職した。
自身を売り込む場としては非常に有効な場所だろう。
最後に
チャンピオンシップ大会までにやることは入念な異常事態への対策である。
パラメータの調整やうまく動作しなかったソースコードへの修正も重要だが、それ以上に気をつけて欲しい。
ライントレース時の左右を間違えたなんてことがあったら悔いても悔いきれないだろう。
次の記事では、チャンピオンシップ大会後の過ごし方について説明しよう。