ETロボコンプロジェクトを円滑にすすめるために①

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自己紹介

  • ETロボコンに4年位関わってる
  • 学生、社会人、実行委員と別々の立場で参加したことがある
  • 私の正体に感づいている人がいると思うが今回は有益な情報のみ記載するので安心して欲しい

今回のAdvent Calendarを見た感想

技術的な工夫やモデルを書く上でのアドバイスが多くて良いと思う。
特にEV3という新しい環境において役立つ情報が多い。

そんな中で私が伝えたいこと

ETロボコンはプロジェクトである。それは学生でも社会人でも個人でも同じである。
莫大な時間(工数)と体力を消費しながら遂行するものではない。計画的に進められるべきものである。
つまり、テクニカルな手段の前に、見直しておかなければならないことがプロジェクトのマネジメントである。

Advent Calendarが4個余っているので、勉強会まで、地区大会まで、チャンピオンシップ大会まで、チャンピオンシップ大会後の4個に分けてETロボコンをより楽にすすめる方法を伝授しようと思う。

常連組織でもメンバは初心者

ETロボコンで常に上位にいる組織(学校、会社)はいる。
しかし、多くのチームの構成は毎年同じではない。サポータになっているとは思うが、実働部隊ではないはずだ。

ではなぜ毎年良い成績を出せるのだろうか?
過去最高の頑張りをしたのにも関わらず良い成績を収められなかった人とチャンピオンシップ大会の壇上で笑顔を浮かべている人の違いはなんだろうか?

私の過去の経験を踏まえて、来年度の参加者に向けてアドバイスをしようと思う。

情報収集に制限はない

過去に参加したことがある人やプログラミングに自信がある人に限って、情報収集を怠るケースをよく見る。
また、学校や会社から参加しなさいと言われて渋々参加している人なんかもそうだ。

しかし、ETロボコンの昨年度と今年度は同じだろうか?使用するハードウェアは?プラットフォームは?提出するモデルの形式は?会場の場所は?郵送の宛先は?

ほんの少しでも不確定なことがあるなら、独自勉強会や技術教育に参加すべきだ。
ただAPIをコールしてモータを回転させるだけではない。技術的な相談からETロボコンでやらないといけないことまで相談に乗ってくれる黄色いTシャツを来た実行委員が待ち構えているだろう。

もちろん、移動費の問題や予定が合わないことがあるだろう。
そういうときは他チームへコンタクトを取ったり、メーリングリストで質問するべきだ。
知らぬことは恥ではない。成長の伸びしろである。

わからないことは調べる、聞く。不安なところは相談する。
これはETロボコンに限らず、人間社会で生きていく上でもっとも重要なことである。

求めよ。さらば与えられん。

私がETロボコン参加者だった時は、GoogleでETロボコンのキーワードに引っかかる資料を片っ端から調べていた。
また、勉強会・懇親会にも参加してネタの仕入れも行った。
楽をするために多くの苦労をしたが、ゴールを明確にしないまま動き始めるよりは随分楽だったと思う。

やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは手短に。

有限なリソースの中で渋ってはいけないものは準備である。

何を収集していいかわからない人へ

ETロボコンに初めて参加し、右も左も分からない人は少なくない。
過去のノウハウもなければ周りに有識者がいない場合もある。

そんな人はまずETロボコンの動画を見ると良いだろう。
2輪で倒立走行しているレゴブロックのおもちゃが走っている映像を見ることが出来るはずだ。

あなたが作り上げるものはそれだ。
布の上で黒い線の上を走り、時には木の板に登って回転し、物体を華麗に避けながら動くそれを作るのだ。
そして、それがどのようなシステムなのか、どのような原理で動いているかをA3サイズ5枚の紙に説明するのだ。

さあ、作って説明するのに必要なものはなにがある?
必要なハードウェアは?ソフトウェアを動かす環境は?どんな言語で動いてるの?いつどんなイベントがあるの?いつまでに何を作らないといけないの?どのようなフォーマットで説明すればいいの?

参加者登録をすると、ETロボコンのHPの参加者ページから過去の参加者の資料を得ることが出来る。
動画と合わせて、何を説明しているのかサンプルにするといい。
しかし、あくまでサンプルであり過去のものである。あなたが作るものとは異なっている。
ただし、あなたが作りたいものの一助にはなるはずだ。

最後に

本記事は、ETロボコン初心者向けに必要最低限の心構えを伝える位置づけである。
次の記事では、地区大会までにやることやマネジメントについて説明しよう。

この投稿は ETロボコン Advent Calendar 201610日目の記事です。