AIライティングも徐々に浸透していますが…
去年の終わりに、「Catchy」というAIライティングサービスの年間契約をして10万も払ったけど
もう使っていません。
ーーー
◾️理由
なぜかというと、「chat GPT」が登場して、もう圧倒的に使い勝手も精度も最高で「Catchy」が霞んでしまったから。。
確か同じエンジンGPT3使ってるって言ってたんですけどね。
なぜ、「Catchy」は劣っているのか。理由は以下の2点。
・使い勝手が悪い(UI)
・魅力が伝わらない
・精度が低すぎる
以上になります。
ーーー
◾️解説
・使い勝手が悪い
これは一言でいうなら、「Catchy」出したい文章によってカテゴリーがかなり分かれている。あとは補足の説明をかなり入れさせられる補足ですらAIで出して欲しいのに、結局手打ちするくらい細かく状況や狙いの説明を入れているだけでげんなり…。
あとは、ブログ記事なのか、タイトルなのか、何かの説明なのか、台本なのか?など全部カテゴリーが分かれているので、「chat GPT」みたいに聞き方一つでいろんな返答を返してくれない。
つまり、めんどくさい。めんどくさいわりに精度も悪いし、言葉の意味も理解していないのでちんぷんかんぷん。まぁ失笑モノと言えるかも。
・魅力が伝わらない
けど、結局使い方をしっかりレクチャーしたり、発信してくれる人がいれば、もっと魅力的なツールなように感じますが、伝わってこない。逆に「chat GPT」はいろんな人が使って、使い方をツイッターが拡散して…みたいないい流れがあるのに…。
企業側は頑張って、もっと努力してほしいなぁと。とにかくうまく使えない(もしくはその程度の精度しかないのか)
・精度が低すぎる
上記のこと理由なのかわかりませんが、とにかくファーストコンタクトの印象はいまいちすぎた(それでも当時はすごいと思ったので年間契約した)
ーーーーーーーー
◾️具体的な例
「Catchy」には【AIに質問】というカテゴリーがある。ここで一度聞いてみましょう。
少し自虐的になりますが、自サービスについて聞いてみました
質問したいテーマ:Catchyの未来
質問を入力してください。:Catchyは5年後、どのような進化を遂げますか?
文章の雰囲気:丁寧
最新のWeb情報を含めない
↓
これで出力してみます(ボタン押せば何度でも出てくるのでいくつか出力)
↓
サンプルA
今後5年間、Catchyのエコシステムは成長し続けるだろうと予想しています。デジタルデザイン、マーケティング、ソフトウェア開発、企業データ管理など、多くの業界を変革するプラットフォームとなる可能性を感じています。さらに、その柔軟性と拡張性により、あらゆる規模の企業にとって最適なリソースになると信じています。
サンプルB
今後5年間、キャッチーは最先端のテクノロジーとデジタルイノベーションを活用することで、イベント企画のリーダーであり続けることを期待しています。業界のパートナーとの協働により、お客様の期待を上回る魅力的なオーダーメイドのイベントを提供する最前線に立ちます。また、既存のサービスの強化にも力を入れ、お客様が何度も足を運んでくださるような思い出に残る体験を提供できるよう支援していきます。
サンプルC
Catchy」は、その巧妙で説得力のあるコンテンツで人々の心を捉えることができるため、今後5年間で、さらに普及・浸透していくものと考えています。あらゆる業界の広告主、マーケター、インフルエンサーが、マーケティング戦略に欠かせないツールとしてCatchyを活用するようになることが予想されます。このような需要の高まりは、より洗練されたツールの革新と開発を促し、Catchyが魅力的でクリエイティブなコンテンツのためのプラットフォームとなることを期待します。
…正直、サンプルCがまぁ一番近いような気がします。他は問題外。自社サービスのCatchyのことすらまともに答えられない。
これ仕事に使うのは正直厳しい。
ーーーー
もう一つ、いってみましょう。
質問したいテーマ:徳川家の未来
質問を入力してください。:徳川家康を祖とした徳川幕府が終わり明治維新後、新たな日本になりましたが、今なお当主を継承する徳川家の未来について教えてください。
文章の雰囲気:丁寧
最新のWeb情報を含めない
↓
サンプルA
徳川家の未来は、日本の伝統的な文化や価値観にしっかりと根ざしたものであると思われます。徳川家は、学校や文化団体など地域の組織に積極的に参加し、往時のシンボルとしての役割を果たし続けています。日本の歴史を語る上で欠かせない存在である彼らの遺産は、さまざまな社会貢献を通じて、過去への洞察と現在の世代へのインスピレーションを与えてくれることでしょう。
サンプルB
徳川家は、藩政時代末期のような権力はもはやないものの、過去との結びつきは強く、切望されている存在である。現在の徳川家当主である徳川恒存は、徳川史の研究と鑑賞を促進することを公然と表明しています。その結果、徳川家の業績が評価され、さまざまな組織と連携するようになった。また、日本文化や現代社会への影響に対する国際的な関心も高まっており、徳川家もその恩恵にあずかることができると思われる。このように、徳川家は今後も日本の家族の中で重要な位置を占め続けるものと思われる。
サンプルC
徳川家の将来は、かなり有望であると考えられる。徳川将軍家は、日本の文化的、社会的、政治的生活においてますます積極的になっており、これは間違いなく国家に対する彼らのコミットメントを示すものである。その結果、徳川家は、世間からの認知度やさまざまな機会へのアクセスという点で、その影響力を拡大し続けてきた。さらに、対外的な主張が強まったことで、徳川家は諸外国との関係も強めていくと思われる。
…うーんサンプルBが一番まだそれらしい感じはしますが、合格点とは言えないでしょう。
ーーーー
◾️同様の質問をchat GPTでもしてみた
質問:徳川家康を祖とした徳川幕府が終わり明治維新後、新たな日本になりましたが、今なお当主を継承する徳川家の未来について教えてください。
答え
↓
徳川家は、江戸時代に徳川家康が開いた徳川幕府の時代から続く家系で、日本の歴史において非常に重要な役割を果たしてきました。しかし、幕末の混乱期には明治維新に至るまでの激動の時代を経験し、その後は明治政府によって華族制度が制定され、徳川家は華族の一員として存続しています。
現在の徳川家は、徳川慶喜の孫である徳川家嘉が当主を務めており、徳川家の歴史や文化の継承に努めています。しかし、日本国憲法によって華族制度が廃止されたこともあり、徳川家は他の華族家族と同様に、特別な地位や権限を持つことはありません。
徳川家の未来については、当主である徳川家嘉の子孫が継承することになるでしょう。現在の徳川家では、家族や関係者が家庭内での教育や文化継承に力を入れており、徳川家の歴史や文化を後世に伝えることに取り組んでいます。また、徳川家が所蔵する貴重な文化財や史料を公開し、広く一般の人々にも見学する機会を提供することで、徳川家の歴史や文化を広く知ってもらうことも重要な役割となっています。
ただし、徳川家の継承は現在でも議論の対象となっており、当主の子孫がいない場合はどうなるかという問題があるため、今後も注目されることでしょう。
ーーー
ちなみに、「徳川家嘉」という人物は存在しないが、文章として日本語としてはかなり自然です。
あとは、聞き方によってもっと詳しい答えを出してくれるので、理由や結論、現状の問題を教えてなんて聞き方もできる。
よって自由度も高い。
ーーーー
◾️おわりに
「Catchy」の今の限界というか使い勝手についていろいろ検証してみましたが、年間契約してるのでもっとパワーアップしてほしい!という想いから、今回の記事を書いてみました。
だって月額換算でも、chat GPTの倍以上の値段しますからね…。
応援してます!!